安すぎ!新型aibo(アイボ)198,000円について考える

安すぎ!新型aibo(アイボ)198,000円について考える

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2018年1月11日にソニーの犬型ロボット「aibo(アイボ)」が発売されます。すでに予約が始まっていますが、初回分は30分で完売となる人気ぶりです。

本体価格は19万8000円(税別)と高額にもかかわらず、即売り切れとはスゴイですね。

しかし、この本体価格。私はニュースで見たとき「安っ!」と思いました。

新型aibo(アイボ)が198,000円(税別)は安すぎかも

私が新型aibo安いなあと感じた理由は、最近のデジタル製品の高価格化、特にスマートフォンは非常に高価ですから、相対的にaiboが安いと感じました。

  • iPhone X:112,800円(税別)(Appleストアで購入した場合)
  • Galaxy Note8:約12万円(購入するキャリアによります)
  • Xperia XZ Premium:約9万円(購入するキャリアによります)

上記価格は2017年11月時点ですが、10万円超えや10万円付近は当たり前みたいな状態です。スマートフォンの場合は、世界中で大量に販売されますから量産効果も期待できますし、部品も共通化されてきています。

それに比べaiboは中身の半導体やカメラなどはスマホから流用出来そうですが、メカニックな部分はすべて専用で作られたもので、スマートフォンほど売れるものでは無いことを考えると、198,000円は安いと感じました。

aiboに関しては、もし本体価格が298,000円だったとしても、最初の5万台ぐらいまでは同様のペースで売れるのではないかと思います。昔からですが、ソニーはこの製品ならもう少し高くても売れそうだけどなあと感じるものを、すごく安く売っちゃうメーカーだなと思います。まあユーザーにとってはありがいことですね。

本体とは別にランニングコストがかかる

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aiboの機能として、AIによる学習機能があります。aiboが周囲の環境を読み取って成長することで、買ったユーザーそれぞれのaiboに進化していきます。

aiboの成長のためには、通信機能によりaiboが取得したデータをクラウド(インターネット上のシステム)に送って処理する必要があります。そのための通信環境とクラウドシステムが利用可能となる「aiboベーシックプラン」の契約が必要です。プラン加入は強制ではないようですが、aiboを利用するには必須のサービスと言えそうです。

料金は3年利用一括で90,000円(税別)か月額2,980円(税別)から選択します。ということで本体価格198,000円にプラスしてランニングコストがかかるということに注意しましょう。

この「aiboベーシックプラン」はLTE通信料金も込みです。aiboベーシックプランに加入していれば、WiFi通信が出来ない外出先に連れていってもフル機能が使えます。特にaiboが撮った写真をクラウドに保存する機能は、外出先でも使えたら楽しそうです。

新型aiboのサポートは万全か?

新型aiboはなかなか魅力的な製品だと思うのですが、ペット型ロボットであるだけにサポート体制は気になる点です。AI搭載で自分の好みに成長するため愛着も湧きます。旧型aiboではサポート終了後は修理が困難になるケースなどがあっただけに気になる点です。

新型aiboのメーカー保証期間は30日間と、一般的なデジタル製品に比べ極端に短いです。有料の「aiboケアサポート」に加入することが前提となっています。最長でも3年のサポートプランであるため、3年経過後はどうなるのか不明です。

とはいえ永遠にサポートし続けることは出来ないでしょうから、例えば新型aiboのさらに次期aiboに、学習データを移行出来るといったサービスは必要だと思います。

もしGoogleだったらランニングコスト無料だったんじゃないかな。

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ひさびさにソニーから意欲的な製品が出たのは嬉しいことですが、新型aiboはランニングコストがかなりかかります。

LTE通信やクラウドの利用。また修理サポートなどもありますから、致し方ないところですが、もしGoogleが同様の製品を売る場合ランニングコストは無料だったんじゃないかなと思います。

aiboは各種センサー、カメラやマイクがついています。ユーザーとともに行動しますから、パーソナルデータの収集に長けています。最近Google HomeやAmazon EchoなどAI搭載スピーカーが多数登場しているのは、ユーザーのパーソナルデータ獲得に期待する面も多そうです。aiboはそれらAI搭載スピーカーよりも多くのパーソナルデータを得られる可能性がありますから、そういったデータ活用が上手なGoogleなら、恐らくaiboのランニングコストは無料にして、利用促進を優先するのではないかと思います。

aiboは本体価格がお手頃なだけに、ランニングコストがもう少し安ければなお良かったですね。

新型aiboは世界的なヒット商品になりそう

最近は特にストレス社会ですし、aiboのような癒しを与える製品は時代にあっていると思います。世界的なヒット商品になるのではないでしょうか。ちょっと気になるのは今後別バージョンaiboが出るのかという点です。新型aiboはかなり犬っぽいデザインとなっているため、別の犬種が好みだという方も多そうです。柴犬タイプやトイプードルタイプなど登場するのでしょうか。猫型aiboが出たらかなり売れそうです。

旧型aiboに比べ大幅に機能向上していますが、新型aiboは得られたデータをクラウド上にアップしますから、そういう面を嫌うユーザーも多そうです。家の中に置くものですから、セキュリティ面は気になるところです。

いろいろ書きましたが、ひさびさにソニーらしい製品が出て来ました。他のメーカーさんもaiboのようにいろいろチャレンジして欲しいです。

aibo-公式サイト