MVNO格安SIMのSIMは借り物です
最近流行りのMVNO格安SIMですが、基本ルールである「SIMは借り物なので、解約時には返却しなければならない。」ということが形骸化しています。しかし、基本的にはどの事業者も解約時には返却を義務付けています。
とはいえ私がいままで利用してきた、IIJmio、excite、BIGLOBEは返却せずとも特にペナルティーはありません。IIJmioにいたっては2015年10月10日時点で公式に返却されなくても紛失手数料は課さないとなっています。こういった状況ですので、特にMVNO格安SIMの乗換を頻繁に行う人ほど、解約時に古いSIMをすぐに捨ててしまいがちかもしれません。また、最近MVNOを利用し始めてSIM返却のルールをご存じない方も居るかもしれません。
先日DTIを解約したら、SIM返却用の封筒が届いた
先ほども書きましたが、ほとんどのMVNOは解約してSIM返却しなくても、特になにも連絡等ありませんが、先日DTIを解約したら数日後にSIM返却用封筒が届きました。基本的にMVNOのSIM返却はユーザーが郵送料を払うので、返却用の封筒を送ってくれるのはユーザーフレンドリーという考え方も出来ますが、解約が確定して1週間後ぐらいに届くので、多くの方はSIMを捨ててしまったぐらいの頃合いだと思います。
しかもご丁寧に同封の書類に、期限まで返却いただけない場合は紛失手数料3,000円請求する旨が記載されています。私は基本的にしばらく捨てずに置いておく派なので返却出来ましたが、捨ててしまった人はちょっと焦るかもしれません。
MVNO格安SIM解約時には古いSIMはしばらく置いておきましょう
今後MVNOの格安SIMの料金競争が激しくなってくると、こういった解約時の手数料など細かく請求されるケースが増えるかもしれません。契約時と解約時の注意事項はよく読みましょう。
あと古いSIMはしばらく置いておく方が安全かもしれません。解約時にきっちり返却するのが一番ですが、自分持ちで返却するので面倒ですよね。
またMVNO格安SIMを提供する事業者については、解約時に面倒事があると二度と契約したくないな。という印象を与えます。たとえば解約がサポート電話からしか出来なかったり、解約ページになかなかたどり着けないなど。最近では解約が簡単に出来ることも顧客満足度の大きなポイントだと思います。「この前は簡単に解約できたから、もう一度契約しようかな。」とユーザーに思わせることが重要だと思います。
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