とうとう具体的な価格が判明「Netflix」は2015年9月2日開始
世界最大の動画配信サービス「Netflix」が2015年9月2日に日本でサービスインします。
Netflixの日本サービスについて開始日は発表済みでしたが、これまで利用料金については未発表でした。本日ソフトバンクとNetflixの業務提携発表に併せ、ようやくNetflixの利用料金が発表されました。以下は2015年8月24日発表に基づく料金表です。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 (税別) | 650円 | 950円 | 1,450円 |
画質 | 標準画質 (SD画質) | 高画質 (HD画質) | 超高画質 (UHD 4K画質) |
同時視聴可能数 | 1ストリーミング | 2ストリーミング | 4ストリーミング |
なんといってもSD画質のベーシックプランが650円と安いですね。Netflixはオリジナルコンテンツを4K画質で制作していることが特徴ですが、4K画質のプレミアムプラン月額1,450円は4Kテレビを持っている人には魅力的かも。
Netflixのライバルたちは?
独断と偏見によりNetflixの直接のライバルとなるであろう、HuluとdTVのサービスについても確認。2015年8月24日時点のサービス内容です。
Hulu | dTV | |
---|---|---|
月額料金 (税別) | 933円 | 500円 |
画質 | SD~HD画質 視聴端末による | SD~HD画質 視聴端末や通信環境による |
同時視聴可能数 | 1ストリーミング | 1ストリーミング |
Netflixの料金はおそらく最近好調のdTVを意識しているような気がします。HuluはNetflixのスタンダードプランと競合しそうですが、Huluは同時視聴が1台のみの1ストリーミングです。実際は2台同時に再生出来たりしますが、Huluは公式に認めていません。
dTVは500円でHD画質の再生も可能でお得そうですが、dTVのみでは日本で人気のアニメ作品が貧弱です。アニメも見るには月額400円のdアニメストアも契約する必要があり、合計で結局900円程度になります。アニメはあまり見ない方はdTVは魅力的かも。
対応端末の多さではHuluとNetflixの一騎打ちか
PCやスマートフォン、タブレット、ゲーム機と再生機器の多さではHuluが突出しています。Netflixはすでに日本国内のテレビにNetflixボタンが付いているものもあるぐらい、再生機器を豊富にそろえることに力を入れるでしょう。海外ではゲーム機向けアプリも用意されていますし、日本でもゲーム機で利用できるようになるでしょう。
パソコン ・ テレビ ・ スマートフォンなどの、さまざまなデバイスで「いつでも」「どこでも」楽しめる – Hulu
Netflixの登場でライバルのサービス改善に期待、結局はコンテンツ勝負
2015年9月2日に動画サービスの本命Netflixが上陸。どのような変化が起こるか楽しみですね。
日本は海外とくに米と比べてインターネットサービスにお金を払わない風潮があり、動画サービスなら圧倒的にYoutubeやニコニコ動画など基本無料サービスが人気です。そんな中、動画視聴に月額料金を払うことが定着するのかという課題があります。海外ドラマやアニメを多く視聴する方には、こういったサービスはかなりありがたいのですが、全体から見るとまだまだニッチな層なのかな?という印象です。
Netflixの登場でもうひとつ期待したいのが、ライバルのサービス充実です。私はHuluの会員ですが、ここのところ動画ラインナップの拡充がスゴイです。さらに料金や同時視聴数の見直しもあるかもしれません。競争によりサービスが充実していくのは良いことですね。
サービス内容や料金は結局は似たり寄ったりな感じに収束していくと思うので、どのサービスが人気になるかは結局コンテンツが重要ということでしょうね。9月2日のNetflixの動画ラインナップにも注目です。
ところでNetflixと業務提携したソフトバンクは、自社運営のUULAをどうする気なのかちょっと気になる。。。
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