薄くて大画面なスマホ「Galaxy A8」SIMフリー版が販売開始
薄さ5.9mmで5.7インチ大画面のスマートフォン「Galaxy A8」のSIMフリー版がモバイルショップ「Expansys」などで販売開始されました。価格は6万円程度です。
Galaxy A8のスペック
Galaxy A8 | iPhone6 Plus | |
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本体サイズ | 76.8×158.0×5.9 | 77.8×158.1×7.1 |
CPU | オクタコア Snapdragon615 | デュアルコア A8プロセッサ |
本体RAM | 2GB | 1GB |
重量 | 151g | 172g |
ディスプレイ | 5.7インチ有機EL 解像度1920×1080 | 5.5インチ液晶 解像度1920×1080 |
カメラ | 16メガピクセル | 8メガピクセル |
バッテリー容量 | 3050mAh | 2915mAh |
外部メモリ | MicroSD | 無し |
対応バンド | 4G: FDD LTE: (B1)2100/(B3)1800/(B7)2600/(B8)900 TD LTE: (B38)2600/(B39)1900/(B40)2300/(B41)2500 MHz | - |
比較にiPhone 6 Plusのスペックも併記しました。
iPhone 6 Plusよりも画面サイズが大きいのですが、本体サイズと薄さや重さがGalaxy A8の方がコンパクトなのは驚きです。ベゼル(画面枠)の幅が小さいので、本体の横幅いっぱいまでディスプレイというデザインのおかげです。
全体的に無難なデザインですが、外装はメタル素材で高級感があります。指紋認証も付いているのでセキュリティ面でも安心です。ディスプレイはサムスンお得意の有機ELで、ゴリラガラス4によりキズが付きにくくなっています。
本体スペックからミドルクラス(中級機)の位置づけですが、最近のハイエンド機は使用時に本体が熱くなるものが多いので、スペックを抑えた中級機の方が実用性は高い気がします。ミドルクラスと言っても一昔前のハイエンドクラスの性能があります。
Galaxy A8の対応バンドから最適なのはワイ・モバイル
以下が日本国内の主要キャリアの対応バンドです。MVNOの格安SIMを利用する場合も以下のバンドを参考にしてください。
キャリア | 4G LTE | 3G |
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NTTドコモ | FD-LTE バンド 1,3,19,21,28(2015年順次開始) | WCDMA バンド 1,6,9,19 |
au | FD-LTE バンド 1,11,18,26,28(2015年順次開始) TD-LTE バンド 41(Wimax2+)) | CDMAなので割愛 |
Y!モバイル | FD-LTE バンド 1,3,8) TD-LTE バンド 41(AXGP)) | WCDMA バンド 1,8 |
対応バンドからワイ・モバイルが最適と思われます。プラチナバンドであるLTEバンド9、速度が出やすいバンド41のAXGPも恐らく使えると思われます。今後登場するであろうソフトバンクモバイルのネットワークを利用した、MVNO格安SIMでも同様のバンドが使えるので、そちらもおススメです。
対応バンドで少し注意が必要なのが、TDD LTEの対応バンド、Expansysやその他サイトでもバンド41対応と書かれていますが、サムスンの公式サイトではバンド40しか記載されていません。どちらが正しいのか不明です。
またプラチナバンドは使えませんが、NTTドコモ系のMVNOでも問題なく使えるのではないでしょうか?さすがに山奥に行くと厳しいでしょうが、普段の生活圏内では普通に使えそうです。
今後登場するGalaxyNote 5やiPhone 6s Plusとどれにするか?
5インチ中盤から後半の大型ディスプレイスマホは、近々登場のGalaxyNote5やiPhone 6s Plusが控えており、Galaxy A8を今買うのが得策か微妙な時期です。急がない方は情報が出揃うのをすこし待った方が良いかもしれません。
とはいえハイエンドクラスのGalaxyNote5やiPhone 6s PlusのSIMフリー版は10万円超え確実でしょうから、Galaxy A8はスペックと価格のバランスのとれたなかなか良いスマホだと思います。