Galaxy S6ハードウェアの完成度は素晴らしいが、それほど売れないかも
2015年4月23日 Galaxy S6とS6 Edgeが発売
サムスンの新スマホ「Galaxy S6」と「S6 Edge」が日本でも発売されます。NTTドコモから「S6」と「S6 Edge」、auからは「S6 Edge」のみの取扱いになります。
特徴はボディの前面、背面に「Gorilla Glass4(ゴリラガラス4)」を採用していることでしょうか。従来品の2倍の強度という新開発のゴリラガラス4により強度が増しています。またボディーがキラキラしていて、写真では分かりにくいですが実物は凄くキレイです。一度お店で確認してみてください。
S6とS6 Edgeのスペックに違いは無く、ディスプレイが湾曲しているのがS6 Edgeです。普段使いするならノーマルのS6の方が良さそうです。以下の動画はGalaxy S6のプロモーションビデオです。
Galaxy S6最大のライバルiPhone 6とのスペック比較
Galaxy S6 | iPhone6 | |
---|---|---|
サイズ(mm) 高さ×幅×奥行 | 143×71×6.8 | 138.1×67×6.9 |
重量 | 138g | 129g |
画面 | 5.1インチ有機EL | 4.7インチ液晶 |
解像度 | 2560×1440 | 1334×750 |
バッテリー容量 | 2,550mAh | 1,810mAh |
カメラ | 1,600万画素 サブ500万画素 | 800万画素 サブ120万画素 |
メインRAM | 3Gバイト | 1Gバイト |
ストレージメモリ | 32Gバイト | 16GB、64GB、128GB |
外部メモリ | なし | なし |
防水・防塵 | なし | なし |
Galaxy S6とiPhone 6スペック比較補足
バッテリー容量とメインRAM容量がiPhone 6は大きく劣りますが、AndroidとiOSというOSの違いも大きく関係しています。iOSはバッテリーとメモリの制御が上手いのか、スペックでは劣るものの実際操作するとバッテリーの持ちも良いです。単純にスペックで比較できない部分と言えます。
またスペック表には記載していませんが、Gaglaxy S6はハイレゾ音源対応です。ハイレゾ音源対応のストアで購入したハイレゾ楽曲も高音質のまま楽しむことが出来ます。充電は置くだけ充電の「Qi」に対応しています。
カメラ機能も充実しており、単純な画素数が優っているだけでなく、暗部(室内)でもキレイに撮れることやカメラの高速起動も備えています。
Galaxy S6はスペックではiPhone 6を圧倒するが販売価格がネックか?
お店でGalaxy S6の実物を見て、本気で欲しいなあと思ったものの、やはりネックは販売価格です。
ドコモで10年以上契約している方でも機種変更で実質負担24,624円(月1,026円×24回)。他社からのMNP乗換で実質負担58,968円(月2,457円×24回)です。
iPhoneは発売時に各社手厚いサポートが受けられます。一番安いモデルは実質負担0円となったり、旧機種が下取りでさらに買いやすくなったりします。機能面やデザイン面だけではなく、iPhoneが売れている原因はこういった買いやすさも大きいはずです。
そういったことを考えると店頭でGalaxy S6やS6 Edgeを気に入ったとしても、価格で躊躇して購入に至らない人は多そうです。Galaxy S6なかなか良い端末だと思うのですが、日本ではそれほど売れないかもしれないですね。