ゲームにいくらなら払う?3DS「マリオでパズドラ」でゲーム価格に対する価値観向上に期待

ゲームにいくらなら払う?3DS「マリオでパズドラ」でゲーム価格に対する価値観向上に期待

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あなたはゲームにいくら払いますか?

2015年4月発売3DS「パズドラ スーパーマリオブラザーズエディション」登場

ニンテンドー3DSに登場「パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズエディション」は2015年4月29日に発売予定です。このゲームはみなさんもご存じの通り、人気スマホアプリ「パズドラ」を3DS向けに移植し、さらに任天堂看板ゲームのマリオとのコラボになっています。

ゲーム画面を見るとパズドラというよりもマリオ感が前面に押し出されています。演出やBGM、効果音も完全にマリオです。やはりパズドラマリオでもピーチ姫はクッパにさらわれます。もうほとんどクッパ城に居候状態ですねw

3DSパズドラ マリオエディションスクリーンショット

価格も安いですし、スマホを持っていない人や、課金を気にせず思いっきり遊びたい方にもおススメですね。

パズドラ マリオエディションで下がり続けるゲーム価格に対する価値観を向上させる効果があるかも

「あなたはゲームにいくら払いますか?」と質問された時、20年前のユーザーに質問すれば大体6,000円~8,000円ぐらいの回答が多数を占めるでしょう。しかし、現在同じ質問をすると無料から1万円まで様々な価格の答えが返ってきそうです。

商品に対する価値観はどう決まるのか?

人が商品に対してどのぐらいの価格が妥当か判断するとき、過去にはじめてその商品を入手したときの経験が大きく影響を及ぼすようです。私が自分でお金を出してゲームソフトを購入した当時は、人気ソフトなら1万円以上で販売されていました。私の感覚での妥当なゲームソフト価格は6,000円程度です。しかし、スマホの基本無料ソーシャルゲームからはじめた人にとって、妥当なゲームソフト価格は無料から数百円程度のはずです。

パズドラ マリオがゲームの価値観を引き上げる

下がってしまったゲームソフト価格に対する価値観を、3DS「パズドラ スーパーマリオエディション」が引き上げてくれるかもしれません。スマホでパズドラにハマった人が、3DS版パズドラ マリオに興味を持ちプレイすることで、お金を払ってパッケージソフトを買う事に新たな価値を見出せば、ゲームソフト価格に対する価値観は、無料から5,000円程度に引き上げられる可能性があります。

F2Pモデルからの転換が必要では?

私は基本無料ゲーム内課金(F2P)モデルは好きではありません。これほどゲームアプリが乱立すると課金をしないとゲームが成立しないようなシステムのものも多く出てくるでしょう。課金してもらわないと商売が成り立たないため当然ですが、あまりにもユーザーの期待を裏切り続けると「無料でも要らない」「ゲームは時間の無駄」とゲーム業界にとっては最悪の結果になります。

基本無料ゲームでゲーム人口は増加しているはずです。しかし、このままF2Pモデルを続けるのは厳しいでしょう。難しい事ですがゲームソフトの価値観を高めて、ゲームソフトを適正な価格で売る方向に転換していく必要があります。

人がものの価値をどう捉えるかは非常に興味深い

人の感覚や行動に関する研究を行う、行動経済学者ダン・アリエリー「予想どおりに不合理」にはさきほど書いたような、ものの価値について人はどう考え行動するのか?といったことが数多くの例や実験結果を元に語られています。かなり前に発売された本ですが、まだ読んでいない方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

たとえば2,200円のペンを買うとき15分歩いた先の文房具店で、同じペンが1,500円で売られていると知ったとき、多くの人は15分かけてその店へ行きます。一方54,000円のスーツを買うときに、15分歩いた先のお店で同じスーツが53,300円で売られていると知っても、ほとんどの人は今いる高い店でそのまま買ってしまいます。ふたつの事柄については700円安い、15分先のお店という条件は同じなのに、まったく違う行動を取る。人はこういった「合理的ではない判断を行う。」ということについていろいろ書かれています。

いまから3年後に妥当なゲームソフトの価格はいくらになっているでしょうか?ゲーム業界は真剣に考える時かもしれません。

【関連記事】基本無料ゲーム内課金(F2P)のビジネスモデルは異常 | More-interest.GAME

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