定額制音楽配信サービスは定着する前に崩壊してしまうのか?

定額制音楽配信サービスは定着する前に崩壊してしまうのか?

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サブスクリプション型の音楽配信サービスはアーティスト離れが加速

様々なコンテンツサービスが定額制に移行していますが、先行する海外で特に音楽サービスにおいて、コンテンツ提供者であるアーティストが離脱するケースが増えています。

海外で最も成功している音楽定額制サービス「Spotify」でも、同様にアーティストが楽曲提供を取りやめるケースが出ています。先日テイラー・スウィフトがSpotifyから全曲削除しました。また、音楽定額制サービスへの楽曲提供は行わないと、反対しているアーティストも大勢います。

音楽定額制サービスが多数登場し、アーティストが分散するのが最悪な展開

このように音楽定額制サービスへ楽曲提供しないアーティストが増えるのと同時に、定額制サービスがたくさん登場し、各サービスでアーティストの取り合いが生じると、どのサービスにも満足できず定額制音楽サービス離れが起きそうです。

音楽定額制サービスが出遅れている日本では、サイバーエージェントとエイベックスグループの出資で、新会社「AWA」の設立が発表されました。定額制音楽配信サービスを行う会社のようです。

実はエイベックス・デジタルは定額制音楽サービスに向けた新会社「LINE MUSIC」の設立に参加しています。LINE MUSIC設立にはソニーミュージックも参加していますが、ソニーは定額制音楽サービス「MUSIC Unlimited」を現在提供中です。

こんなに同様のサービスが次々登場すると、ユーザーはどれが良いのか迷います。定額制音楽配信サービスを1ユーザーが二つも三つも契約することはないでしょう。どれか一つを選んで契約すると思いますが、多くの方は毎月お金を払っているのに、聴きたい曲が配信されないことに嫌気がさして解約するのではないでしょうか?

結局Youtubeに全部持っていかれる?

最近では音楽は買わずにYoutubeで済ます人が多いです。現状では違法配信が多いですが、最近になって公式配信も増えてきました。音楽定額制サービスに楽曲を提供して、少しのロイヤリティーを受け取るよりも、自らYoutubeに配信し広告収入等を得る方が実入りが良いと考えるアーティストが今後増えそうです。

Youtube側もカテゴリ単位で広告なし有料会員制を検討していると言われてますし、音楽配信に本格的に力を入れ始めればYoutubeの一人勝ちも充分ありそうです。

定額制音楽サービスはジャンルを絞って、品揃えを充実させる方が良いのでは?

定額制音楽配信サービスを行う場合、数千万曲の品揃えが必要ですが、ユーザー自身そんなにたくさんの曲を聴くことは出来ません。ほとんどのユーザーがtop画面におススメされている曲や、用意されたチャンネルを再生するに留まっているでしょう。

今後こういったサービスは、全ジャンルまんべんなく平均的に揃えるより、もっとジャンルを絞り、そのジャンルについては、マイナー曲もすべて取り揃えるような構成の方が、ユーザー受けが良いのではないでしょうか?トータル曲数を競うよりも内容の濃さで勝負して欲しいです。

私は一時期定額制音楽配信サービスを利用していましたが、結局今では元通り自分の聴きたい曲を購入するスタイルに戻りました。再度定額制に戻りたくなるような魅力的なサービス登場を期待したいです。

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