次世代3.5GHz周波数割り当て、2019年までに人口カバー率50%へ

次世代3.5GHz周波数割り当て、2019年までに人口カバー率50%へ

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3.5GHz帯はNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルで確定?

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3.5GHz帯を新たに、3社に40MHz幅ずつ割り当てることとなり、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの3社に予定されています。2014年8月25日までパブリックコメントによる意見募集を行っていましたが、特段動きが無かったこともあり、この3社でほぼ確定ではないでしょうか。

3.5GHz帯は国際的にもLTE-advanced用に認定されており、数年後には世界的にも3.5GHz対応スマートフォンなどが登場するはずです。方式は国内で主流のFDD方式ではなくTDD方式です。Wimax2+やAXGPで採用されている方式です。

通信速度は1Gbps超を目指すということです。また2019年度末までに100Mbps超エリアの人口カバー率50%以上という目標も掲げられています。こういった目標を達成できる事業者に3.5GHz帯が割り当てられます。国内キャリア3社は充分要件を満たすでしょう。

3.5GHz帯がなぜ必要なのか

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(上の画像はクリックすると別ウィンドウで拡大表示)

700MHz~900MHz帯がなぜプラチナバンドと呼ばれているかというと、上の画像左の図のようにアンテナでカバーできる範囲が広いためです。1本のアンテナで広範囲をカバーできるので山間部などで重宝します。一方都市部では電波が遠くまで飛びすぎてしまい、収容をオーバーして「パケづまり」と呼ばれる通信が止まってしまう現象が起こりやすいです。アンテナをたくさん立てればいいのですが、同じ周波数帯の電波は重なるとお互い干渉してしまうので、建てられるアンテナの数は限られます。

そこで1.5GHz~2.5GHz帯など、小さな範囲をカバーする周波数帯のアンテナを複数建て、高密度地域のユーザーを収容するのです。今後数倍以上に増加が予想されるトラフィック増に対応する為、今回新たに3.5GHz帯の免許申請がはじまりました。

問題は通信量制限がどうなるか。。。

使用周波数帯が増えて、基地局数が増えるとトラフィック増にも対応できますし、複数周波数帯を利用したキャリアアグリゲーションによる通信速度高速化も可能です。しかし、利用者側からすると通信速度がいくら上がっても通信量制限がある限り、あまり意味がありません。仮に1Gbpsの速度が出て4K映像がスマホで見られても7GB制限だと1分足らずで終了です。(実際はそんな速度でませんが)

技術の進歩によりアンテナ1本あたりの収容効率は上がっているものの、それ以上にトラフィック増が深刻です。設備コストが上がり続ける中、そう簡単に通信量制限が解除できるとは思いません。MVNOの格安SIMもキャリアとの接続料契約がある限り通信量の上限はあるでしょう。

回線はどんどんリッチになるものの、自由に使えないという状況になりそうです。

正直外出先でそんなにリッチなコンテンツ必要かなあ?と思うのですが数年後には考えが変わっているんでしょうね。

日本の通信が激変?NTT光サービス卸の本当の狙い | More-interest.GAME

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