KDDI最大の失策!かけ放題「カケホとデジラ」でドコモ追従

KDDI最大の失策!かけ放題「カケホとデジラ」でドコモ追従

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ドコモ新プラン好調を受け、180度方針転換のKDDI

通話し放題の新料金プランについて、慎重な姿勢を見せていたKDDIが180度方針転換。かけ放題「カケホとデジラ」を発表し、ケータイ主要3社の料金プランが横並びとなりました。KDDIのかけ放題新プランの導入はどう考えても失策ではないでしょうか?

NTTドコモが2014年7月1日から開始した新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は、従来のプランに比べ音声通話を重視したプランで、7月25日時点で600万加入を突破したようです。

カケホーダイ&パケあえる : 料金表 | 料金・割引 | NTTドコモ

KDDIはドコモの新プランがこれほど好調に延びるとは想像していなかったのでしょう。しばらく様子見宣言をしていたKDDIが急遽方針転換し、新プラン「カケホとデジラ」を8月13日から開始すると発表しました。

通話し放題プランに飛びつく人たちは美味しいユーザーなのか?

NTTドコモの新プランは開始1か月足らずで600万加入と一見好調ですが、恐らく新料金プランに飛びついたのは、これまで通話料だけで5,000円以上払っていたような高額ユーザーでしょう。一通り高額ユーザーが新プランに移行すれば、加入の伸びも鈍化するはずです。

確かに新プランを導入しなければ、KDDIの高額ユーザーもドコモやソフトバンクへの乗換えが起こり一時的に厳しいでしょう。しかし、その高額ユーザーよりもはるかに多い、通話そこそこで通信量多めのユーザーは、逆に従来プラン据置きのKDDIへ流れてくるのではないでしょうか?

しかも新プラン導入で高額ユーザーの料金は安くなり、逆に通話時間はこれまでよりも増えることで収益を圧迫することも考えられます。NTTドコモはすでに音声ARPUが160円低下しているようです。

携帯電話の音声接続料が重しになる?

携帯電話をかける時、携帯電話事業社間で音声接続料が発生しています。下の図を参照してください。

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携帯電話をかける側(図のA社)から相手側(図のB社)へ接続時間に応じて、音声接続料の支払が生じています。2013年度はNTTドコモの例ですと0.057円/秒です。事業者ごとに料金が異なり、現在はNTTドコモが一番安いです。一番安いNTTドコモでも1時間あたり約205円かかります。新料金プランだとガラケーの場合、音声定額で何時間かけても月額2,200円ですが、たとえば利用者がKDDI携帯からNTTドコモ携帯へ月20時間通話した場合、音声接続料がKDDIからNTTドコモに対して“4,100円”支払われるのです。いままでLINEで通話していたカップルも、これを機に音声通話を使うかもしれません。利用者が何時間通話するかは予想出来ない状況です。

このことから音声通話が多いユーザーの確保に躍起になるより、通話量はそこそこで通信量多めのユーザーの方が「美味しいユーザー」と考えるのは早計でしょうか?しかも他社の音声中心ユーザーからの通話が増え、音声接続料収入も増えるかもしれません。

出来れば3社でそれぞれ特徴あるプランを残してほしかった

以上のことから、私はKDDIが安易にNTTドコモのプランに追従したのは、「最大の失策」だと感じました。

とにかく大手3社が多少の違いはあるものの、完全横並びの同じような料金プラン一色になったことが残念です。選択の余地が無いというのはツマラナイものです。

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