VRヘッドセットが大ヒットするために必要なものとは何か?

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VRヘッドセットはゲームの進化の可能性は秘めているものの、別売り周辺機器は普及しない法則

ここのところゲーム業界で注目を集めるVRヘッドセット(VRヘッドマウントディスプレイ)ですが、普及にはいくつもハードルがあります。

現在発売が予定されているVRヘッドセット「Oculus Rift」や「Project Morpheus」は、どちらも周辺機器として販売を予定しています。過去の実績からもゲーム機やPCの周辺機器として販売し、広く普及させることはかなり難しいです。「ゲームの世界に入り込み没入出来る!」というウリだけでは普及しないまま消えてしまいそうです。

マイクロソフトのXbox360の周辺機器「キネクト」は、技術的には素晴らしい製品でしたが普及しませんでした。プレイステーションのモーションコントローラー「PS move」もあまり普及していません。大きな原因としては、ただでさえゲームソフトがあまり売れない現状で、どれほど普及するか分からない周辺機器に対応したゲームソフトを作るメーカーがいないことです。周辺機器単体で普及するような、「買いたい!」と思わせる”何か”が必要なのではないでしょうか。

VRヘッドセットを買ったら得をする。社会的に訴える”何か”を考える

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先日VRヘッドセット「Oculus Rift」を使ったアプリ「ユニティちゃん イチャまくら」が公開され話題になりました。開発機材を使って作成されたソフトで、まだ製品化されているわけではありませんが、今後製品版として登場するかもしれません。

何をするソフトかというと、仮想空間上のユニティちゃんにひざまくらをしてもらっている感覚を味わえる。タダそれだけのソフトです。VRヘッドセットを使うとただそれだけのことが新鮮です。以下の予告編映像が結構面白いです。

こういった試みや方向性は個人的には好きですし、今後どんどんアイデアが出てくるでしょう。しかし、この方向性はゲーマーウケは良いのでしょうが、もっと広く一般層へ普及を狙うなら別の方向性も考えなければなりません。

周辺機器として唯一の成功例「Wii fit」

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さきほどゲーム機の周辺機器は売れないと書きましたが、唯一売れたのが「Wii fit」です。全世界で2000万台以上売れました。ゲーム機にプラス8,000円でフィットネスが出来るということが一般層へも訴求したのでしょう。フィットネス機器は一般的に高額ですし、お手軽に導入できることが売れた理由でしょうか?

やはり周辺機器が売れるには一般層への訴求力が重要です。

VRヘッドセットを一般層へアピールする”何か”

VRヘッドセットはゲームの世界に入り込める、新しい体験が出来るという意味で、ゲームの進化を感じさせます。しかし、日本では特にゲームに対するイメージはあまり良くなく、ゲームの世界への没入感が増すということへの抵抗感が強そうです。また、目の負担増による悪影響も懸念されるかもしれません。

この目の負担増による悪影響は子供がゲームをすることへの懸念事項として、常に付いてまわる問題です。これを逆手にとって「目が良くなるゲーム機」として売り出せば面白いんじゃないでしょうか。

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子供の両眼視簡易検査器「ワック」をご存じですか?少し目が悪くなってきた子供に対し、視力回復の手助けをする機器で、スコープの中をのぞいて目の緊張を緩和させます。VRヘッドセットでこの「ワック」のような効果は出せないと思いますが、「映像を見ていると目の緊張がほぐれるソフト」や、「視力回復トレーニング映像ソフト」などを同梱すれば、「ゲーム=目が悪くなる」というイメージを一新出来るかもしれません。現代人は基本的に疲れ目傾向なので、「一日10分見るだけで目が癒される」というのは一般層へもアピールできそうです。

とにかく周辺機器は普及しないと対応ソフトも出ないので、売り方を工夫して普及させてほしいです。VRヘッドセットはかなり面白いことが出来そうですし、これからも注目していきたいですね。

【関連記事】ゲームの進化「VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)」まとめ | More-interest.GAME

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