ゲームの進化「VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)」まとめ

ゲームの進化「VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)」まとめ

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ゲームの進化はHMDによる新たな体験

PS4、XBOX Oneの登場で映像の進化と、ソーシャルとの連携による横のつながり強化がされました。今のところ進化したリアルな映像に驚くことも多いですが、そのうち慣れてくることでしょう。そろそろゲーム体験自体を次のステージへ導くような進化が必要です。

そのゲームの進化について最も期待されているのが「VRヘッドマウントディスプレイ」です。ただのヘッドマウントディスプレイではなく、頭の動きに追従して見ている映像が動きます。あたかも映像の世界に居るようなバーチャルリアリティ(仮想現実)体験が出来るのです。
恐らく2015年あたりから、さらに話題になっていくでしょうが、現在のVRヘッドマウントディスプレイの状況をまとめました。

Oculus Rift(オキュラス リフト)

Oculus Rift(オキュラス リフト)外観

VRヘッドマウントディスプレイが話題になり始めたのは、クラウドファンディングで登場したOculus Rift(オキュラス リフト)の功績は大きいでしょう。現在はフェイスブックに買収されています。VR体験が今後重要になるとフェイスブックも期待しているのでしょう。

現在はDK2という開発者向けキットが350ドルで予約受付中です。7月14日から順次出荷しているものの、どうも出荷が追いついていないようです。それほど注目度も高いということでしょうか?日本からでも公式ページから350ドルで購入出来ますので、便乗して高値で販売する通販サイトに注意しましょう。

Oculus Rift(DK2)スペック

解像度1920×1080
片目960×1080
画角水平90° 対角110°
ヘッドトラッキング1000Hz
ジャイロ、加速度、地磁気
補助外部カメラ+赤外線LED
重量440g
プラットフォーム主にPC

スペックで特に優れているのは対角110°という点。周囲が広くカバーされることで映像に入り込んでいる感覚が増します。この点は後ほど紹介するソニー製よりも現時点で優れているという評価です。またヘッドトラッキングに外部カメラ+赤外線LEDを追加したことで、頭の動きへの追従性が上がっています。動きと映像がずれると酔いやすくなるようですので、酔い防止にもつながります。

これだけの機能を備えて350ドルという価格は驚きです。開発者向けでこの価格ですので、大量に生産される製品版はもっと安くなるでしょう。非常に楽しみです。

Project Morpheus(プロジェクトモーフィアス)

Project Morpheus(プロジェクトモーフィアス)外観

ソニーがPS4用周辺機器として発表した「Project Morpheus」。名前からも分かるように開発バージョンですので、正式名称は不明です。特徴はヘッドマウントディスプレイ周囲に取り付けられた青く光るLEDです。このLEDをPS4カメラが認識し、より精度の高いトラッキングが可能です。

Project Morpheus(プロジェクトモーフィアス)スペック

Project Morpheus
新プロトタイプ
Project Morpheus
旧プロトタイプ
解像度5.7インチ有機EL
1920×1080
片目960×1080
5インチ液晶
1920×1080
片目960×1080
画角対角100°水平90°
ヘッドトラッキング1000Hz
ジャイロ、加速度
1000Hz
ジャイロ、加速度
補助外部カメラ+LED 9点外部カメラ+LED 6点
描画リフレッシュレート120Hz60Hz
プラットフォームPS4PS4

スペック的にはOculus Riftに近いですが、現時点では視野角で少し負けています。特徴はヘッドマウントディスプレイの後ろにもLEDが付いているので、完全に後ろ向きになっても認識します。またPS4専用なので、ほとんどの処理をPS4側に任せることで、Project Morpheus自体の価格をかなり抑えられそうです。

以前発表時に以下の記事の中で希望的観測も込めて19,800円と書きましたが、本当にそのぐらいの価格で登場するかもしれません。

※GDC2015で最新のプロトタイプが発表されましたので、上記スペック表の修正を行いました。最新プロトタイプについては以下の記事を参照願います。

【関連記事】PS4用VRシステム「Morpheus」パワーアップで価格が心配

FOVE(フォーブ)

FOVE(フォーブ)外観

突如発表された視線追跡型ヘッドマウントディスプレイ「FOVE(フォーブ)」。特徴は世界初「家庭用・視線追跡型」という点です。これまで紹介したものは主に頭の動きをトラッキングしていましたが、このFOVEは視線の動きも読み取り追従します。

FOVE(フォーブ)テクノロジー

詳しいスペックは発表されていませんが、高周波数のジャイロ・加速計・磁石計を用いた9軸傾き測装置センサーでのヘッドトラッキングがされるようです。また連携企業としてマイクロソフト Xbox事業部が出ていますが、開発にどれほど関わっているか不明です。

このFOVEを販売する株式会社FOVEは日本企業です。ソニーともども頑張って欲しいところ。

そのほかのVRヘッドマウントディスプレイの動向

恐らくこの他にもVRヘッドマウントディスプレイが水面下で開発されているでしょう。併せて流行りそうなのが、組み立て式ヘッドマウントディスプレイです。先日のGoogle I/Oの参加者に配られた、「Card Board」はダンボールを組立てスマートフォンを取り付けるだけで、VRヘッドマウントディスプレイが出来ます。

「Card Board」外観1「Card Board」外観2

またポーランド発「Cmoar Personal Viewer」もスマートフォン組み込み式のヘッドマウントディスプレイです。ほぼみんな持っているスマートフォンを利用できるので、安価に発売出来そうです。

「Cmoar Personal Viewer」各部写真

スマートフォンに搭載されている各種センサーは高性能ですし、本体からコード類が出ないのも利点です。かなり良い感じで使えるようですしバカに出来ない存在です。

当面はOculus RiftとProject Morpheusを中心にVRヘッドマウントディスプレイ関連は賑わうでしょうが、他にも革新的製品が登場するかもしれません。少しゲーム業界マンネリ化してきてますので、新しいものの登場は楽しみですね。

一般的にいくらぐらいなら許容範囲なのかな?実際の製品がどのぐらいの価格で登場するのか、今後の情報にも注目です。

【関連記事】PS4専用HMD「Project Morpheus」でソードアートオンライン(SAO)が現実に | More-interest.GAME

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