業界のIoT押しに反してネットに繋がらない高級機器が流行るのでは?

業界のIoT押しに反してネットに繋がらない高級機器が流行るのでは?

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モノのインターネット(IoT)やらクラウドサービスに疲弊する人たち

こういった未来予想ネタは年末にやるもんですが、世の中モノのインターネット(IoT)だ、ウェアラブルデバイス(身に着けるコンピュータ機器)だとやたらとネットに繋ぎたがるので、ついつい書きたくなりました。

ネットに繋がらない機器が流行ると感じる理由

  • そもそもそんなものを大半の人が求めていない
  • 常にネットに繋がっていることにそろそろ不安を感じはじめる
  • 売り手都合の付加価値てんこ盛り機器がニーズに合わず売れない

この3つの理由が挙げられます。もう少し詳しく説明します。

そもそもそんなものを大半の人が求めていない

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これから語ることはアメリカ以外の話になりますが、そもそもスマートフォンでも持て余している人が大半なのに、これ以上冷蔵庫や洗濯機などがネットにつながる機能が付いても意味がないです。
ユーザーもおそらくそれらの機能の説明を聞いているうちにイヤになって、シンプルな機能の製品を求めるでしょう。

ことアメリカ人に関しては新しいもの好きで、高齢者の方も新しいテクノロジーを率先して使うようです。今IoTを推進するのはアメリカ企業が中心です。アメリカ以外の国に対して、すべての家電(デバイス)をネット接続するという思想は受け入れられるでしょうか?

常にネットに繋がっていることに不安を感じはじめる

自分から能動的に利用するスマートフォンがネットに繋がっていることは、便利さをもとめる上では当然ですが、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどがネット接続されている必要性は感じないでしょう。外出先から起動や停止出来たり、故障時にネットで機器の状況を確認したりと便利になる可能性がある反面、常に利用状況がネットに流れていることに不安を感じるでしょう。

アメリカでかなり普及しているスマートグリッドは、電力網に通信機能が付いており、電気の利用状況などが詳細に分かります。この利用状況が例えば犯罪組織に漏れたりすると、その家庭は何時頃全員不在になるのか?等すべて知られてしまいます。

先日ベネッセから個人情報流出事故がありました。そんな名簿情報の比ではない情報量が、スマートグリッドから得られる情報には含まれます。モノのインターネットの普及により、さらに家族の行動パターンなどが明るみにされる危険性が高まります。

おそらく便利さよりも、そういった事に対する不気味さや不安が勝つのではないでしょうか。

売り手都合の付加価値てんこ盛り機器がニーズに合わず売れない

これほどIoTだウェアラブルだと煽るのは、世界的なIT企業も含め業界全体が焦っているのではないでしょうか?最近はなんでもかんでも無料にしてしまい、人々はお金を払う事に敏感になっています。価値が見いだせなければ月500円でも高い!と叩かれる時代です。 こんな時代だからか、売れるビジネス本は「商品価値を高めよ!」的なものが多いです。

IoTはイケる!と勘違いしたメーカーが、ここぞとばかりに必要以上に付加価値を付け、利益率の高い製品に仕上げる。顧客はそこに価値が見い出せず埋もれてしまう。 そうなると「IoTはそれほど儲からないぞ」とみんな手を引いていくでしょう。

今のテレビ販売が抱える問題、「3D対応」、「4K」、「8K」と次々新世代商品を出しても、顧客はまったく必要としていないので売れない。そんな事がIoTまたはウェアラブルデバイスで起こりそうです。

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最近は儲からないビジネスばかりで、利益が出せるのはほんの一部みたいな厳しい世の中ですので、この予想が外れてIoTが盛り上がってくれることに期待したいですね。

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