Wii Uの交通系カード決済の危険性!決済が簡単すぎると親は不安

Wii Uの交通系カード決済の危険性!決済が簡単すぎると親は不安

この記事を共有する

プリペイド形式の決済手段追加で安心との見方が強いがどうなのか?

image1318

2014年7月22日よりWii Uの電子決済手段に交通系カードが追加されました。JR系のSuicaやICOCAはもちろん私鉄系カードも一部利用可能です。これまではクレジットカード決済かニンテンドープリペイドカードでの支払のみでした。クレジットカードの場合、設定を行うと子供が勝手に決済してしまうというトラブルがありました。ニンテンドープリペイドカードは安心ですが、わざわざカードを買わなければならないので面倒です。

その点プリペイド方式の交通系カードならば、事前にチャージした額以上に使われることがなくお手軽です。クレジットカードのように際限なく購入してしまう危険性がなく、子供にゲームを与える親にとって安心。ということですが、本当にそうでしょうか?

交通系カードのチャージ額をきっちり把握してる?

交通系カードでの決済は、カードをWii Uゲームパッドにタッチするだけなので非常に簡単です。実際お金のやりとりがないので、小さい子供だとお金を使っているとは知らずに、親のカードで”ピッ”っとやってしまうかもしれません。バーチャルコンソールの500円程度の商品ならば、親もチャージ額が減っていることに気付かないかもしれません。

任天堂は「親が安心して子供にゲームを与えられる」ことを重視しているようですが、クレジットカードのように高額被害はないものの、手軽に決済できることで起こるトラブルが発生しそうです。

親が子供に与える機器の仕組みを知り、きっちり制御することが必要

image1319

Wii Uの場合はアカウントごとに買い物の制限などが出来る、ペアレンタルコントロール機能があります。Wii U購入後に保護者がきっちり設定を進めていけば、ペアレンタルコントロール機能が有効になるような仕組みです。決済手段がどうあれこういった機能を知っていれば、トラブルは防げるはずです。もっとペアレンタルコントロール機能をアピールする冊子などを本体に同梱するべきです。最近Wii Uを購入しましたが、スタートガイド等にはペアレンタル機能に関する記述はありませんでした。小学校高学年以上の少し大きな子の場合は、親の知らぬ間に自分で設定してしまって、ペアレンタルコントロールが効いていない状態になってしまうこともありそうです。

決済手段は少し面倒なくらいが安心

交通系カード決済の追加で、今後課金トラブルは増加すると思います。習い事をしている家庭は子どもに交通系カードを渡しているでしょうし、親もクレジットカードは厳重に片づけていても、交通系カードはそこらへんに置いていたりするのではないでしょうか。

世界的に子供の高額課金が問題になっています。Googleも「基本無料ゲーム内課金」のゲームを”無料アプリ”から”有料アプリ”にカテゴリ変更を検討しています。こういった問題の根本は決済手段が簡単になりすぎた事が挙げられます。スマートフォンの場合、アプリの課金を電話料金に併せて請求することが可能になり、高額課金問題に拍車をかけました。コンテンツ提供側からすれば決済手段の多様化で、買いやすくすることは当然ですが、こういった問題とのバランスが大事です。

子供の扱う可能性のある機器に、お手軽な決済手段を追加するならば、リスクや回避方法について、しっかりアナウンスすることが大事です。