ドコモ「ポータブルSIM」とapple「iWatch」が競合関係に?

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ドコモ「ポータブルSIM」の可能性

ドコモポータブルSIM利用イメージ

先日NTTドコモは複数のデバイス(スマホやタブレット)で回線認証を行うことが出来る、「ポータブルSIM」を開発したと発表しました。

ドコモ、SIMカードとその機能を別体化した「ポータブルSIM」を開発中 – ケータイ Watch

詳しくは上記記事を参照願いたいのですが、簡単に説明すると「ポータブルSIM」を対応端末(スマホやタブレット)に認証させると、その端末が自分の電話機になります。端末ひとつひとつにSIMカードを挿入する必要がなく、複数台の端末を「ポータブルSIM」ひとつで運用可能です。

ドコモポータブルSIM外観

NTTドコモではこのポータブルSIMにID・パスワード認証機能を持たせたり、パソコン、テレビ、音楽プレーヤーへの対応も考えているようです。たとえばパソコンログイン時にこれをかざすと、そのままログイン出来るというようなことも可能です。
音楽プレーヤーにポータブルSIM認証をつければ、クラウド上の自分の楽曲に素早くログインすることができます。また機器認証がコンテンツへのアクセスキーの役割もこなせば、コンテンツデータ自体にコピーガードなど保護機能を付加する必要もありません。

ポータブルSIMはただの携帯電話認証カードではなく、様々な可能性を秘めています。

コンテンツのストリーミング配信は限界がくる

動画、音楽、ゲームなど娯楽コンテンツが、こぞってストリーミング配信に乗り出しています。ストリーミング配信は1曲ずつ購入してもらうよりも収益化することが難しそうです。しかしストリーミングだと機器が常にサーバーにつながっているので、不正コピーの心配はほぼありません。

儲けは少ないけどコンテンツ管理が楽というのが、ストリーミングサービスの利点です。しかしこのままストリーミングサービス利用者が増え続けると、増大する通信トラフィックに耐えられなくなりそうです。そこでこのポータブルSIMが活躍しそうです。常にストリーミング配信は不要で、一度再生したコンテンツは機器側の保存領域に保存、再生時にポータブルSIM認証を行い、不正コピーを防止します。これにより再生するたびにサーバー側のコンテンツをストリーミング配信する必要がなくなり、通信トラフィックの増大を少し抑えられるでしょう。

アップルの「iWatch」と競合関係にならないか?

Apple iWatchデザイン予想外観

※上記画像は「iWatch」のデザイン予想です。

※2014年9月9日 アップルより「Apple Watch」が発表されました、以下の記事で予想したようなコンテンツへのアクセスキー的機能は搭載されませんでした。少し残念ですが、スマートウォッチとしては素晴らしい製品ですので期待しましょう。

【関連記事】Apple Watchも良いけど、こんなスマートウォッチ作ってほしい

アップルが開発中と言われている腕時計型端末「iWatch」。昨年頃から登場を期待されてますが、結局まだ登場していません。2014年こそは「iWatch」登場するのでしょうか?

「iWatch」についてはウワサは聞くものの、具多的な製品イメージはいまだ未発表です。私はiWatchはただのスマホと連動する腕時計ではなく、先ほど「ポータブルSIM」の可能性で述べた、コンテンツへのアクセス鍵や、さらに自分自身を証明するキーの役割まで果たすことを目指しているのではないかと考えています。
たとえばAppleが認定した再生機器ならば、iWatchを付けて再生ボタンを押すと、どの機器からでもクラウドにある自分のコンテンツにアクセス出来る。そうなれば、コンテンツはデータ自体を買うのではなく、データにアクセスする権利を買うということになります。権利をもっていれば、パソコン、家庭や車のオーディオ機器、スマートフォンなどのモバイル、極端なはなし他人が所有する機器でも、自分が有するコンテンツが再生できます。その再生キーの役割をiWatchが果たすのです。

ドコモの「ポータブルSIM」が行き着く先も同様だと思います。しかし日本国内でドコモ1社で展開となると機器側がついて来ません。その点appleはハード面、ソフト面どちらも盤石です。機器の囲い込みも出来ます。

不正アクセスが心配

こういったデジタルキーとなる製品が登場すると、心配なのが不正アクセスです。ポータブルSIMを持っていれば、他人でもクラウドデータへのアクセスや、PCへのログインが容易に出来るとなると紛失や盗難が心配です。特に小型化が進むと紛失にしばらく気付かない可能性もあります。

解決策としては生体認証などを駆使して、本人以外は起動できないような仕組みが必要です。最近ではジャイロセンサーを使って、使用者本人の動きの癖から認証する仕組みもあるようです。実用化にはこういった仕組みによる安全性確保は必須でしょう。

いろいろ期待は膨らむばかり

「iWatch」については完全に私の妄想レベルですが、ここまで登場を遅らせてappleがただのフィットネス機能付き腕時計を出すとは思えません。これ以上海外勢に美味しいとこ取りをされるのもどうかと思うので、ドコモには頑張って欲しいところです。「iWatch」と「ポータブルSIM」の登場を期待して待ちましょう。