謎技術!?「iFind」電池不要な忘れ物防止タグの仕組みを探る

謎技術!?「iFind」電池不要な忘れ物防止タグの仕組みを探る

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タグを付けるだけで忘れ物防止、しかも電池不要のbluetoothタグ

忘れ物防止タグiFindを持っているところ

忘れ物防止タグ「iFind」が面白いです。現在Kickstarterで開発資金を募っています。
早めに資金提供を申し込めば、製品化されたときに先行で安く入手できます。

※追記
このプロジェクト実現性が怪しいということで、キックスターターによりプロジェクト停止されています。
革新的な商品だと期待しましたが、非常に残念です。

iFind – The World’s First Battery-Free Item Locating Tag by WeTag — Kickstarter

iFindを振ってスマホを探せる

タグとスマートフォンの通信はbluetoothで行います。
タグが通信可能範囲から外れるとスマートフォンに通知されます。最大通信距離は60mです。
スマートフォンをなくしたときは、タグ側を振るとスマートフォンが鳴って場所が分かります。

忘れ物防止タグiFindを付けた猫

上の写真のようにペットに付けておけば迷子防止にもなりますね。小さい子供を連れて人ごみに出かける時にも使えるかもしれません。

この「iFind」の注目すべき点は、タグ側に電池が不要なことです。「電磁エネルギーを貯める」ことが出来るようですが、特許出願中で詳細は不明です。

似たようなbluetoothタグはあるけれど電池が必要

すでにbluetoothタグは販売されています。同じくkickstarterで人気を集めた「StickNfind」が有名です。
この製品はボタン電池を使用して約1年間利用できます。

忘れ物防止タグStickNfind

O2O/M2Mソリューション、BLEビーコン メディアブリッジ株式会社

他にも同様の製品がありますが、電池搭載なのでタグ自体が大きかったりします。

「iFind」はいったいどんな仕組みなのか?

宇宙の原理を覆すような仕組みが登場するとは思えませんので、既存の技術の応用であると考えられます。
「電磁エネルギー」を利用することから、思いつくのが非接触ICカードです。

Suicaカードのペンギン

「非接触IC」の仕組みを簡単に説明すると、改札の読み取り機側から情報を電波送信し、カードに内蔵するアンテナが磁界を受信。整流または共振により電力が発生します。その電力によりカード側を動作させ、カード側から情報を発信します。
非接触ICカードと同じような仕組みで動作する、「RFタグ」というものもあり、「iFind」の技術はこちらに近そうです。
CDショップで万引き防止用についているタグも「RFタグ」です。(店により違う場合もあります)

※RFIDの仕組みについて詳しく知りたい方はこちら
基礎知識|RFIDとは?|DENSOWAVE

しかし「RFタグ」の電池不要なものは5mほどしか通信できません。「iFind」は通信距離60mですから、こちらの方がかなり優れています。
しかも「iFind」はタグ側を振ることでスマホを見つけられる機能など、RFタグでは出来ないことが可能です。

「iFind」はRFタグと同じような仕組みで発生した電力を、どこかに蓄えて利用できる仕組みを備えていると想像できます。

bluetoothで利用する2.4GHz帯の電波を捉えられれば、タグに電力を蓄えることが出来るなら、画期的な発明ですね。
2.4GHz帯はWiFi(無線LAN)でも使用する帯域なので、日本ならばどこでも電気を蓄えられそうです。

唯一気になる点は個人情報の扱い

すでにRFタグで一部問題になっているのですが、タグが付いた商品を持ち歩いていると、どこにいるのかすべて筒抜けです。「iFind」はスマホアプリを利用するので、どの程度情報を収集するのかは注意が必要です。タグの仕組みが単純な場合、その仕組みを悪用したアプリなど登場するかもしれません。

非常に楽しみな製品です。いろいろな問題をクリアしてぜひ商品化して欲しいです。

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コメント

  1. muumiso より:

    こちら、出資したけれど、kickstarterから規約違反でプロジェクトが凍結されてしまったですね。。。

    • ぽんた(Ponta) より:

      コメント&情報提供ありがとうございます。
      革新的な製品だと期待しましたが、キックスターターのコメントを見る限り詐欺ではないか?という見方が強そうですね。残念です。
      すでに出資停止されてますが、記事に追記しておきたいと思います。