スマホのバッテリー容量比率からバッテリー持続時間を予測する

スマホのバッテリー容量比率からバッテリー持続時間を予測する

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今後さらにリッチコンテンツが流行、バッテリー問題をどう解決するか

※追記 iPhone6/6 Plusが発売されましたので、記事最後にiPhone6/6 Plusの表を追加しました。(追記終わり)

iPhone6では画面サイズは大型化し、4.7インチ程度と5.5インチ程度の2タイプが登場しました。

2014年のトレンドが画面5インチ前後ということもあり、iPhoneも大型化にシフトするのは当然です。日本ではiPhoneの一人勝ちですが、世界的にはandroidスマホのシェアが高いため、iPhoneといえども顧客ニーズに対応する必要があります。

最近のスマホ向け新サービスというと、クラウドという言葉がよく出てきます。インターネット上のサーバーにアクセスすることで様々なサービスを受けることができます。
動画、音楽、ゲームすべてクラウドによるストリーミングサービスへの移行が進んでいます。これまでは端末のストレージ(保存領域)から再生するでしたが、クラウドになると常時インターネットへアクセスし、ストリーミングデータを受け取る必要があります。

こういったサービスを利用すると、スマホ(端末)の電池の減りもかなり早くなります。

画面大型化でバッテリー容量を確保

最近のandroidスマホの画面大型化は大画面に対するニーズに答える為ですが、画面が大きくなると必然的に本体も大きくなり、バッテリーを搭載する空間を確保できるというメリットがあります。最近では3000mAh以上の大容量バッテリーを搭載するものも登場しています。画面が大きくなるとその分消費電力も当然増えますが、それよりも電池スペースが確保できるメリットの方が大きいです。

一方4インチで本体が小さいiPhone5sはバッテリー容量1570mAhです。この本体サイズにしては大容量ですが、やはり電池の持ちは悪いです。iPhone6では画面サイズが大型になり、バッテリー容量をアップすることが出来ています。

現在主流のリチウムイオン電池の次の世代の電池がまだまだ実用化されないこともあり、これからさらなる工夫が必要です。

スマホ、タブレットのなかで本体容積に対してバッテリー容量比率が優れているのはどの端末?

スマホ、タブレット勢ぞろい

本体の容積に比べてバッテリー容量が大きい端末は、バッテリが長時間持つはずです。バッテリー容量比率を計算することでバッテリーの持ちを予想することが出来ます。

容積は単純に幅×高さ×厚さで単位はmm3、容積からバッテリー容量を割った、バッテリー容量比率を算出します。この値が小さい方が同じ容積内に多くバッテリーが搭載出来ているということです。

スマートフォンのバッテリー容量比率

まずはスマホから、iPhone5s以外の端末は、まずライバルGoogle代表のNexus5、5インチスマホでバッテリー最大のF-01F、最近出たスマホでサイズ的にiPhoneに近いSO-02Fを選びました。
※モバイルからの閲覧の場合、表を横スクロールしてください。

機種名iPhone5sNexus5ARROWS F-01FXperia SO-02F
画面サイズ約4インチ約5インチ約5インチ約4.3インチ
本体サイズ
(mm)
124×59×7.6138×69×8.6140×70×10127×65×9.4
バッテリー容量1570mAh2300mAh3200mAh2300mAh
バッテリー
容量比率
35.4235.630.6333.74

結果はやはり本体容積が大きい端末のほうが、バッテリー容量比率も優れています。画面の大きさが違ってもスマートフォンの中の基盤などの大きさはそれほど変わらないでしょう。本体が大きいほどバッテリーを配置するスペースが取れるのです。
今後登場するiPhone6でも、現行の4インチのままではこれ以上バッテリー容量を増やすことは困難です。

続いてタブレットのバッテリー容量比率

タブレットも調べてみました。
端末は人気の7インチクラスから3機種を選出、iPadmini、Nexus7、Kindle Fire HDX7、それとファブレットに分類されますがXperia Z Ultraを選びました。

機種名iPad miniNexus7Kindle Fire HDX7Xperia SO-02F
画面サイズ約7.9インチ約7インチ約7インチ約6.4インチ
本体サイズ
(mm)
134.7×200×7.5200.7×114.3×8.65186×128×9179×92×6.5
バッテリー容量6400mAh3850mAh4550mAh3000mAh
バッテリー
容量比率
31.5751.5447.0935.68

結果は大容量バッテリを搭載するiPad miniが最もバッテリー容量比率は高かったです。Nexus7がイマイチな結果です。こうやって数値化するとスマートフォンはどれも30台でしたので、苦労してバッテリーを詰め込んでいるんだろうなあ。という印象。
iPad miniは容積も小さく軽いのに6400mAhもバッテリーを搭載しているのは凄いですね。

iPad miniのスペックから、AppleはiPhoneでもバッテリー持続時間をもっと伸ばしたいと考えているはずです。iPhone6の画面サイズ大型化最大の狙いはバッテリー大容量化かもしれませんね。

【追記】本記事執筆時にはiPhone6/6 Plusのバッテリー容量が不明でしたが、判明しましたので表を追加しました。

機種名iPhone6iPhone6 Plus
画面サイズ約4.7インチ約5.5インチ
本体サイズ
(mm)
138.1×67×6.9158.1×77.8×7.1
バッテリー容量1810mAh2915mAh
バッテリー
容量比率
35.2729.96.

iPhone6は本体が大きくなったわりにバッテリー容量が2000mAh以下です。薄型のため大容量バッテリーの搭載は難しいのでしょうか。それにしてもこの容量で、Androidの2300mAhクラスのバッテリーを搭載するスマートフォンと、遜色ないバッテリー持続時間を実現しているのは驚きです。OSと端末を一体で作っているアップルの強みですね。

今後最新スマホ登場時に、みなさんでもバッテリー容量比率を計算することで、かなり大雑把にですがバッテリーの持ちを予想することが出来るでしょう。

【関連記事】Apple Watch発売後に期待するモバイルバッテリー(電池)の進化

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