LINE電話登場で料金競争激化?行き過ぎた値下げは危険

LINE電話登場で料金競争激化?行き過ぎた値下げは危険

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電話料金はどこまで下がるのか。最後の聖域も値下げ競争へ

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LINE電話が発表され競合する各社、どのような対抗策を打ち出すのかといったところが話題になっています。

LINE電話登場でスマホ通話料の値下げ競争が加速か? ライバル各社に聞いてみた – ITmedia Mobile

LINE電話サービスが始まっていないのでなんとも言えませんが、料金面では様々なシーンで他を圧倒しそうです。
方式はVoIPになるでしょうから、音声品質や安定性は回線交換方式に比べると劣るかもしれません。

大手携帯キャリア NTTドコモ、au、ソフトバンクはVoLTE(ヴォイスオーバーLTE)へ

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先日ソフトバンクモバイルは4月から開始する新通話料金プランを発表しました。

VoLTE時代の革新的な新定額サービスが登場! | 企業・IR | ソフトバンク

音声通話料金をパケット定額料金に組み込むようなプラン設計になっています。1度の通話時間に制限があることや、単純に月額料金が割り増しとなる料金プランに不評の声の方が大きいです。
ソフトバンクのこの新料金プランはVoLTEによる音声通話サービスに向けたものです。4月の開始時点では従来の3G回線による回線交換方式のままでしょうが、LTE網の整備に伴いVoLTEへ移行していく計画でしょう。
VoLTEとは聞きなれない言葉ですが、技術的にはVoIPと変わらないはずです。データ通信を行うのと同様にパケット通信により音声データも送受信します。国内携帯キャリアによるVoLTEは音声通話用に専用帯域を確保し通話品質・安定性を高めるような仕組みになると言われています。
このあたりはアプリで通話を行うLINEや各社VoIP電話サービス事業者では真似出来ない部分です。

携帯電話料金はさらに熾烈な料金値下げ競争になる?

私は過去の記事でみなさん自身の通話料金を見直すことと、スマートフォンのパケット定額料金をそのまま払い続ける事について再考した方が良いと提案してきました。

ケータイ(ガラケー)とスマホ2台持ちで料金節約&安全に使う-関連記事

しかし一方で携帯料金がいき過ぎた値引き競争に突入するのは好ましくないと思っています。
携帯電話業界に関連する仕事は多岐に渡ります。
スマートフォンや携帯電話を売る端末メーカー、携帯の基地局を作るメーカー、それらを設置する工事会社、基地局までの光ファイバーを作る通信事業者。
携帯電話料金の値下げ分はこれら関連産業全体にしわ寄せがきます。「携帯電話料金が1000円下がった!」と喜んでいたら、父親がリストラされて帰ってきたとかちょっと笑えません。

大手携帯電話キャリアに見直して欲しい事。

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まずはMNPや新規加入者に対する異常なキャッシュバックやスマートフォン本体値引きなど、悪しき商習慣は止めて適正な価格にすることです。携帯料金についてよくわからない人からは多く貰っておこう的な考え方がイヤです。
大手携帯キャリアの料金が適正になることでMVNO事業者や、今回のLINEなどIP電話サービス事業者との公正な競争が実現するはずです。

最近家電業界もリストラの嵐ですし、通信業界も値下げ競争に疲弊して業界全体総負け状態にならないことを祈るばかりです。

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