リアル店舗が消える、ネット通販に対抗する前にまずやるべきこと

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「ショールーミング」で店で試してネット買う人が急増

家電量販店はamazonなどオンラインショップに対抗する前にすることがあるはず

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最近エアコンを2台家電量販店で購入しました。私は最近あまり量販店で価格交渉はしません。また買った後でネット価格も調べません。不公平感が募るだけで意味のないことはしたくないからです。
ネット通販が普及した今でも大型家電はアフターケアを期待して家電量販店で購入しています。
また買う時の満足度を重視して比較的対応の良いケーズデンキで買うことが多いです。価格につられてヤマダ電機に行っても毎回気分を害するので最近行ってません。(地域によると思いますが)

世の中の動きの個人資産への影響を考えてみる:家電の買い方が変わってきた!? ヤマダ電機赤字転落のウラ (1/2) – Business Media 誠

上記の記事にもあるように家電最大手のヤマダ電機も赤字転落です。2013年度は消費増税前需要とソチオリンピック需要で決算はそこそこ良い結果になると思いますが、全体的に家電量販店が不調なのは言うまでもありません。
一般的にネット通販対抗価格で利益が減っているからだという見解をよく聞きますがそれだけでしょうか?

お店で買うと損した気分になる

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家電量販店で実物を確認し購入はネットでという行動を「ショールーミング」というようです。ネーミングされるぐらい一般的な行動になっています。
しかし、普通の人はお店まで行って欲しい商品があれば、その場で購入したいはずです。何故わざわざネットで買うのでしょう?正直ネットとお店の価格差が1割もなければ、お店まで行く時間を考えればお店で買います。
実際値札にはネットよりずいぶん高い価格が付いています。店頭値引き分をはじめから上乗せしているからです。

家電量販店ではネット価格を引き合いに出したり、声高に無理な値引きを要求した人が安く買える仕組みです。逆にそのまま購入する人は高い価格で買わされます。
お店にとってありがたくない客が得をして、ありがたい良客が損をします。最近では「あの店でいくらで購入した」という情報もネット上で出回りますから、自分が購入したよりも他の人が同じ店でかなり安く購入していたら気分を害するでしょう。

こういった不公平感を感じるくらいなら値引き交渉なんて面倒なことをせずとも、現金値引きで安く購入できるネット通販に流れるのは当然でしょう。

常連客はより安く購入できる仕組みなど新たな取り組みが必要では

amazon等ネット通販の価格に対抗する以前にやるべきことがあるはずです。ネット通販は顧客満足度を高める為にいろいろな手段を講じています。
会員カードなど普及している今のご時世、どの客がどれほど自店で買い物をしているかぐらいは把握できているはずです。現状常連客へはポイント還元しているということでしょうが、先ほども言ったように値引き交渉によりポイントの部分が増減したりする為、購入時の不公平感は変わりません。
気持ちよく買い物できる新たな仕組みが必要です。たとえば家電量販店は店頭での値引き交渉はやめて、常連客には安く提供できるような囲い込み戦略などはどうでしょう。完全会員制にして購入履歴により店頭価格が変動する(その場で価格チェックできる仕組み)、何度も利用すれば自動的に安くなるので同じ店で繰り返し購入するはずです。特に先ほど言ったような不公平感が嫌で家電量販店で購入しなくなった人たちがまた購入してくれるかもしれません。

相手を見る前に自分を見つめなおさないと家電量販店はすべてネット通販に駆逐されるでしょう。電気屋をウロウロするのが好きな私は店がなくなると困るので頑張って欲しいものです。

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