最近SIMフリースマホが買い難い。期待のZenfone3も海外販売分は国内で使えず。

最近SIMフリースマホが買い難い。期待のZenfone3も海外販売分は国内で使えず。

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海外販売のSIMフリースマホに技適マーク無しが急増

最近MVNOによる格安SIMや格安スマホのユーザーが急増しています。WEBやメールなども問題なく使えて、月額は大手キャリアの半額以下となる場合も多いため、キャリアメールアドレスが必要な方や、大手キャリア特有の家族間利用無料サービスが使いたい方以外は、乗り換える方がお得という判断でしょう。

近頃は大手キャリアの強みである実質0円販売も、総務省の指導により自粛しており、ますます大手キャリアを利用するメリットが薄れています。

折角大手キャリアからMVNOへ乗り換えるなら、縛りの無い格安SIMに、自分で購入したSIMフリースマホで使いたいという方も多いと思いますが、最近SIMフリースマホ購入がし難い状況になっています。

海外のショップ販売モデルに技適マークが付かなくなった

SIMフリースマホ販売については、端末メーカーが自前のオンラインショップで国内販売する例も増えています。昔は海外のショップや、並行輸入品を購入する必要があり、そういう点では購入のハードルは下がったと言えますが、なぜか日本国内の販売価格は海外よりも1万円ほど高いことが多いです。今や通販を利用すれば海外ショップからも簡単に購入できるため、当然安い海外モデルを購入して使いたいと思うのですが、最近のSIMフリースマホは海外販売モデルに技適マークが付いていないことが多いです。

少し前までは世界販売のグローバルモデルや、日本のMVNOで販売されるものと同じ型番のものについては、海外ショップ販売分にも技適マークが表示されていたのですが、最近は全く同じ型番でも国内販売分にのみ技適マークが表示されるというスマホが多いです。

以前書いた以下の記事では、Zenfone3は海外で販売されるものと全く同じ型番が、日本国内でも販売されることが分かり、じゃあ安い並行輸入品がお得だと思って書きました。しかし、実際は全く同じ型番なのに、海外販売のものは技適マークは追加されていません(2016年11月現在)。コメントをいただき、そのことに気付いた為、内容の修正を行っています。

【技適なし注意】「ZenFone3」買うならAmazonの並行輸入品がおススメ
ようやく日本でも販売開始「Zenfone3」がAmazonでお手軽に買える ※追記 日本で販売されるモデルが海外版と同じ「ZE520K...

以下の記事はXperia Xが発売されたとき、Z5までは技適マークの入ったグローバルモデルが存在していましたが、Xからは海外で販売されるものには技適マークはありません。

法改正の影響?Xperia Xシリーズの海外モデルは技適マーク無し
海外サイトのお得なSIMフリースマホが買いにくくなった 円高=不景気、みたいな感じで円高は悪いイメージが先行しがちですが、円高の時こそSI...

大量生産機種については「工事設計認証」により、そのスマホのモデル全体について認証を得ているはずですから、同じ型番であれば技適マークを画面上に電子表示するだけのはずです。しかしZenfone3は、国内販売分以外は技適マークがありません。

このことから、今後スマホの型番だけでは技適マークの有無を確認することが出来ず、結局は国内の大手キャリアのモデルか、格安SIMのセット販売スマホを購入するしかない状況になっています。当然キャリア販売のものは何らかの契約上の縛りがあります。

ユーザー自身が選択し、自由な組み合わせでお得に利用したいだけだが、それが出来ない。

総務省主導の実質0円廃止も、目的と手段が入れ替わってしまっている印象で、ユーザー不在の不毛な争いになっている感じです。先ほども申しましたが、MVNO格安SIM登場で、ようやくユーザー自身が好きなスマホで、好きなサービスをお得に利用出来るようになると期待した矢先に、技適マークの縛りにより選択の幅が無くなっています。

一方、ディスプレイ表示の技適マークなんて気にしなくても良いよ、という意見もあるかもしれませんが、違反が恒常化すると危険です。ディスプレイ表示では不十分として、その対策として本体の見える位置に印字するよう改悪されては困ります。

iPhone7はフェリカ機能を搭載したことで、本体背面に総務省指定表示が印字されています。これは総務省指定表示はいまだディスプレイ表示が許可されていない為です。これらも将来ディスプレイ表示対応になると思いますが、見えないから大丈夫、問題無いと考えている人たちが多いと、ディスプレイ表示への許可が遅れ、結局ユーザーの不利益に繋がるのではないかと思います。

いずれにせよ、現状ではよく分からない縛りやルールに制限されている感があります。またこういった不満が噴出する原因として、SIMフリースマホの国内正規販売価格が、海外に比べて高いという根本的問題もあります。ネットで海外価格が一目で分かる現状では、海外価格との差が大きいとそれだけで損した気分になり、購入を控えるかもしれません。しかも技適マークの問題もあり、海外から独自に購入することも出来ません。今後、グローバル展開するスマホメーカーは、特に世界中の情報をキャッチできる先進国においては、同等価格帯で販売することが重要だと思います。そうすれば、わざわざ海外から個人輸入して、技適マークの無いスマホを利用する人なんて居なくなるはずです。

世界共通のマーケットで、直近の為替レート換算価格で購入出来れば最高だと思います。

どこかのメーカーさんやってくれないかなあ。。。

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