ポケモンGOが大成功しても任天堂は専用ハードにこだわるのか?

ポケモンGOが大成功しても任天堂は専用ハードにこだわるのか?

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ポケモンGOが世界中でスマッシュヒット中

とうとう日本でもサービス開始のポケモンGO。早速日本でのサービス開始について、開発者メッセージが公開されました。

ポケモンGOはiOSとAndroidスマートフォンでプレイ可能なゲームで、Googleと同系列グループ会社の「ナイアンティック」とポケモンゲーム開発を行う「ゲームフリーク」、ポケモン関連商品を扱う「ポケモン」、そして任天堂の共同プロジェクトです。

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ゲーム自体はナイアンティックの「Ingress」がベースで、プレイヤー自身が様々な場所へ移動してプレイするというスタイルです。

通常のゲームと違いプレイヤーが実際に移動する必要がありますから、「Ingress」の時と同様にポケモンGOとタイアップした町興しイベントなども行われるでしょう。ポケモンGOはIngressよりもプレイヤー数も多くなるでしょうし、年齢の幅も広いでしょうから、全世界で様々なイベントが開催されそうです。

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ただしスマートフォンの画面を見ながら移動するということで、すでに全世界で様々な問題が発生しています。以下のトレーナーガイドラインをよく読んでマナーを守ってプレイしましょう。

Pokémon GOトレーナーガイドライン – Pokémon GO

また内閣サイバーセキュリティセンターが、「ポケモントレーナーのみんなへおねがい」とマナー向上のための告知を出しています。こちらもよく読んでからプレイしましょう。

http://www.nisc.go.jp/active/kihon/pdf/reminder_20160721.pdf

任天堂のゲーム機が無くなるのは寂しいがハードウェアに捕らわれない方が良い

ポケモンGOのゲーム自体はほぼ「Ingress」で、なんとなく任天堂のゲームという感じがありません。それでも任天堂の株価が急上昇したのは、これをきっかけに純粋なソフトウェアビジネスに向かうことへの期待ではないでしょうか?

平成27年度3月期の決算から、任天堂の販売実績はハードウェアとソフトウェアで半々ぐらいです。2016年3月時点の世界販売累計は、Wii Uが全世界で1,000万台ちょっと、ニンテンドー3DSは5,000万台程度です。3DSは日本ではかなり売れていますが、スマホゲームが主流となりつつあるので、アクティブユーザーがどれほどいるかというと不明。海外では携帯ゲーム機が全く売れませんから、新しい携帯ゲーム機発売は厳しいでしょう。

据え置きゲーム機はソニーPS4がすでに4,000万台突破しており、まもなくPSVRも発売されます。年末から来年にかけて、売れ筋のゲームソフトが大量リリースされることもあり、ちょっとやそっとでは逆転することは厳しいはず。

そんな中、来年2017年3月に任天堂の新ゲーム機「NX(コードネーム)」が発売されます。

ゼルダ新作やスプラトゥーンの続編も出るでしょうから、私は恐らく買うと思いますが、一般的なユーザーがわざわざそのゲームをプレイするためだけに、新しいゲーム機を買うとは思えません。私の周りにもスプラトゥーンはプレイしたいけど、Wii Uを買うほどでもないという方が多いです。

ひと昔前ですとゲーム機の発売サイクル的にNXは有利です。PS4は発売から2年しか経ってませんし、PS5はまだ先です。性能で優位に立てるはずですが、今のゲーム機はちょっと違います。PS4もXbox Oneも高性能版の発売を予定しています。販売サイクルをずらしても性能面で優位に立てないとなると、今の販売台数の差をひっくり返すことは、かなり難しそうです。

任天堂ならどのハードウェアで発売しても、ゲームソフトは売れるでしょうから、もっと売れてるゲーム機で発売して欲しいです。PS4でゼルダやスプラトゥーン2が出たら、1,000万本売れるんじゃないかと本気で思います。株価も今の比じゃないぐらい上がるでしょう。

セガの例はあるが任天堂なら大丈夫

私は昔セガのゲーム機一筋でした。

昔はゲーム機メーカーと言えば任天堂とセガの2社で、セガはずっと任天堂に勝てず2位でした。セガのゲーム機は、セガのゲームソフト専用機と言われるほど、セガが自社でゲームソフトを発売しまくってました。1社で月に2本も3本出すのですから、今思えば凄いことです。あの当時のセガは、ちょうど今の任天堂の状態に似ています。

私は当時セガがもっと売れてるゲーム機でゲームソフトを出したら、めちゃくちゃ売れるんじゃないかと思っていました。しかし、残念ながらセガはゲームハードウェアから撤退した後は、ゲームソフトの販売も下火となり、今のセガは当時に比べかなり規模が小さくなっています。任天堂も同様にハードウェアから撤退したとすると、その後どのようになっていくのか分かりませんが、私は任天堂なら大丈夫ではないかと思います。

セガの場合は世界的に通用するブランドはソニックぐらいしかありませんでした。しかし、現在の任天堂ブランドは盤石で揺るぎないです。ゲームソフト開発でも妥協が無く、すべてのゲームソフトが一定以上のクォリティを保っています。

前世代のWiiが1億台以上売れたこともあり、なかなかハードウェアビジネスから離れるのは難しいのかもしれませんが、技術的なトレンドとしてはハードウェアに捕らわれない方向に進みはじめていますから、任天堂もソフトウェアをより広いユーザーに届ける方向に舵を切って欲しいです。

そういう意味でも任天堂のスマホゲーム戦略は成功してほしいですね。

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