Googleさんスゲエ!「AlphaGo(アルファ碁)」がトッププロ棋士に2連勝

Googleさんスゲエ!「AlphaGo(アルファ碁)」がトッププロ棋士に2連勝

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韓国のトッププロ棋士の李世ドル氏にAIが2連勝!

検索エンジンで有名なGoogleが開発した囲碁ソフト「AlphaGo(アルファ碁)」が、「囲碁界の魔王」と呼ばれる韓国のプロ棋士「李世ドル」氏に2連勝しました。李世ドル氏は全盛期の2010年頃には世界最強と言われたほどのトッププロです。

1戦目を落とし、万全の体制で臨んだ2戦目。かなり手固く打っていたにも関わらず完敗しました。棋譜が見たい方は、以下のサイトがすごく分かりやすくておススメです。

Google DeepMind Challenge Match感想② – 三村囲碁jp

最近日本では「電王戦」など、将棋のプロ対AIの対戦が盛んに行われていますが、囲碁はそうでもありません。理由は将棋に比べ囲碁は盤面が広く、序盤の選択肢が多いため、まだまだAIが人間に勝つのは困難と思われていました。しかし、さすがはGoogleさん、人間を凌駕するAI囲碁を開発してしまいました。

どういう仕組みなのか?謎の「AlphaGo」

「AlphaGo」の棋譜を見ていると、どうやってプログラミングされているのか謎です。Googleはこの囲碁ソフトの販売で儲けようと思っているのではなく、AI研究のひとつとして「AlphaGo」を開発しています。

最近AI研究でしきりに聞くキーワード「ディープラーニング」が重要ですが、「AlphaGo」を見ているとそれだけでは説明がつきません。ディープラーニングとはいわゆる「集合知」です。

※コメントで指摘いただきましたとおり、ディープラーニングに関する説明が不十分でしたので訂正します。中途半端な説明では誤った認識となる可能性がありますので、ウィキペディアのリンクを貼っておきます。

AIは過去の大量のデータをかき集めて学習することと、さらに様々な局面を自ら検証し鍛えます。今回の対局ではプロ棋士は絶対に打たないと思われる手を連発しています。AlphaGoは囲碁攻略法でも発見したのではないか?と思える内容です。

「AlphaGo」に死角はあるのか?

日本の「電王戦」では将棋ソフトのバグ(欠陥)を突いて、プロ棋士が勝つシーンが何度かありますが、「AlphaGo」にも同様のバグが潜んでいるのでしょうか?囲碁は将棋に比べ、置いた石が移動する訳ではないので、将棋ソフトのようなバグは無いかもしれません。形勢判断を誤ることはあるでしょうが、間違って反則を犯したり、次の手が打てなくなるようなことは無いでしょう。

AlphaGoの特徴として隅だろうが中央だろうが的確に形勢判断をすることです。囲碁は陣取りゲームですから、少ない石で地(陣地)を確保できる、隅や辺が有利です。しかし、AlphaGoはそんなことお構いなしに、中央をバッサリ取って勝ちました。人間なら一歩間違えば全部失う危険な手は控えますが、AIには関係ありません。

終局図から逆算して指しているような印象です。現在の石の位置から過去の終局図を重ね合わせ、あとは終局図の通りになるよう打っていけば勝てるはずです。相手のある話ですから、当然言葉で言うほど簡単ではありませんが、一度打った石は動かず、終盤に向かって盤面が埋まっていく囲碁なら可能な手段かもしれません。

それにしても実際のところ、AlphaGoがどのような仕組みで動いているのか非常に興味がありますね。

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コメント

  1. tou より:

    ディープラーニングとはいわゆる「集合知」ではありません。
    データの特徴を幾つもの次元に分けて段階的に抽出することで、物事の本質を高度に理解する機構です。
    手本の手を直接的に学習するのではなく、どの部分をどう評価してその手を選び出したであろうかを学習するので、応用力や未知の判断力は高いです。
    さらにAlphaGoはある程度プロ棋士の棋譜で学習した後は自己対戦で学んで、人間のレベルに収まらないようにしています。

    • Ponta より:

      コメントありがとうございます。勉強になりました。
      ご指摘いただいたとおり文章がまずかったですね。。気をつけます。
      自らを鍛えることを強調すべきでした。
      第3局目もAIが勝利しました。
      完全に人間を凌駕する強さで、棋譜と打つ速さから計算力で勝っているのではないことは明白な感じです。
      人間とは違う時間軸で生きているような。
      この対局に完全勝利すれば、アルファ碁開発チームは解散という話もあるようです。
      おそらくアルファ碁の成長を誰も評価出来なくなるからかもしれません。
      残りの4,5局どうなるか楽しみです。