ハースストーンどうなる?「スタンダード」導入について感想

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新フォーマット「スタンダード」開始で過去のカードは使用不可に

スマホやPCでプレイ可能な対戦型カードゲーム「ハースストーン」で、大きなルール変更が発表されました。2016年春の拡張セット登場にあわせ新フォーマット「スタンダード」が登場します。「スタンダード」は簡単に言うと、その年の新拡張が登場するタイミングで2年前のセットが使用禁止となるものです。

    • 基本
    • クラシック
    • ブラックロック・マウンテン
    • グランド・トーナメント
    • リーグ・オブ・エクスプローラー
    • 2016年春・拡張版

具体的には上記のセットのみが「スタンダード」開始時に使用可能となり、最初のソロ・アドベンチャー「ナクスラーマスの呪い」とカードパック「ゴブリンvsノーム」は使用不可になります。「ゴブリンvsノーム」といえばどのデッキにも投入される人気カード「Dr.Boom」も使用できなくなります。最近「Dr.Boom」を1600魔素投入してクラフトした人は涙目です。

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私もハースストーンに本腰を入れようと、ソロ・アドベンチャーを全て揃えた矢先だっただけに、ちょっと悲しい気分になりました。

世界的に有名なTCG(トレーディングカードゲーム)「マジック・ザ・ギャザリング」でも、バランス調整のため使用禁止カードが公式に設定されることがありますが、ハースストーンの場合は1年分まるまる使用禁止ですから、ちょっとおおざっぱすぎるような気がします。

ちなみに「ワイルド」フォーマットでは、これまで登場した全カードが使用可能で、対戦開始時にどちらのフォーマットで挑むかを選択することになります。そのため「スタンダード」開始時には、デッキスロットが倍の18個に拡張されます。

ハースストーン日本語環境の盛り上がりに水を差すかも

ハースストーンは正直無課金では厳しいゲームだと思います。楽しみ方としては従来のTCGの方向性で、どんどん新しいカードを購入して自分なりの戦略を練るという遊び方でしょう。

とはいえやっと日本語版がリリースされて、日本でもハースストーン盛り上がってきただけに、勢いに水を差すかもしれません。海外のプレイヤーにとってハースストーンは3年目となり、変化が欲しいところなのかもしれませんが、新規プレイヤーの多い日本では「こないだ買った(作った)カードもう使えなくなるの?」という気持ちでしょう。

プレイヤーが分散するのも心配

「スタンダード」「ワイルド」どちらで遊ぶかでプレイヤーが二分します。ただでさえハースストーンはサーバーでプレイヤーが分散しているのに、さらにフォーマットで別れてしまうということで、プレイ環境によっては過疎ってしまうかもしれません。

世界的なハースストーン大会に出場したい、というプレイヤーの方は北米サーバーで「スタンダード」をプレイすることになりそうです。

同じような効果のカードが何度も登場する?

カードゲームで新カードを登場させる時に難しいのが、過去のカードとのバランス調整だと思います。今回の2年前のカードを使用禁止という「スタンダード」フォーマットは、新しいカードを登場させる時のバランス調整が楽になるので、運営サイドには都合の良いルールです。

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例えば「スタンダード」で使用禁止になる「ロウゼブ」は、”次のターン相手のスペルコストが5増加”するという効果を持つカードですが、スタンダードで使用禁止となれば、同じ効果にプラスアルファした新カードが作りやすくなります。

しかし、お金を出して新カードを購入したプレイヤーからすると、すでに手元にある過去のカードと大差ない効果の、新カードが手に入るだけで新鮮味がありません。徐々に課金する気も失せるのではないでしょうか?

カードを売って儲けるのではなく場所代(月額)で儲ける方が良いのでは?

ハースストーンは戦略的なカードゲームで非常に奥が深いゲームです。昔から「MTG」などのTCGをプレイされている方には、ハースストーンの課金システムは非常にリーズナブルだと思います。おそらく毎年追加される全アドベンチャーを買っても、年間5,000円程度で楽しめると思います。

しかし、さきほど書いたように新カードについて「昔同じような効果のカードあったよな?」みたいな状況が増えると、ゲーム自体の魅力が損なわれていくような気がします。2年前のすべてのカードが使用禁止ではなく、強すぎてバランスを崩すカードに限定して禁止する、といった措置の方が良いのではないでしょうか。

ゲームの利益がカード販売のみのハースストーンでは、新しいカードを量産して買い続けてもらうしかないのですが、カードに新しい効果を付けるのも限界があり、個人的には今のハースストーンのカードボリュームでほぼ満足です。隙間を埋めるように、あと100枚ぐらい追加すれば充分ではないでしょうか?運営側もそう感じているからこその「スタンダード」導入かもしれませんが、本当にこれで今後も盛り上がるのか心配です。

ハースストーンは過去のTCGの販売モデルではなく、月額課金制に移行して欲しいです。カードが充分揃った後は純粋に対戦を楽しむゲームとして発展してほしいです。私が昔かなりハマったTCG「アイ・オブ・ジャッジメント(EOJ)」はSET3以降カード追加はありませんでしたが、対戦がかなり面白かったので、結局対戦サーバーが停止するまでプレイし続けていました。月額課金で対戦サーバーを継続してくれるなら払い続けていたと思います。

とはいえハースストーン面白いゲームなので「スタンダード」導入でどうなるか期待

ハースストーンはひさびさに本格的にプレイしようと思い立ったTCGだけに、「スタンダード」導入に関する新ルールについて、いろいろ心配になってしまいましたが、上で書いたような事は折り込み済みと信じて、「スタンダード」導入後のハースストーンに期待したいと思います。

でもこないだ買ったナクスラーマスのカードがもう使えないのは、やっぱちょっと悲しいかも。。。

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