安い!のか?エプソンの新プリンターは本体で儲けるモデルに

安い!のか?エプソンの新プリンターは本体で儲けるモデルに

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ランニングコスト激安!新プリンター「EW-M660FT」「PX-M160T」「PX-S160T」

エプソンの新プリンターは本体で儲ける!2年分インク付き

2016年1月12日エプソンより大容量「エコタンク」を備えた、新型A4プリンターを発表されました。発売は2月4日です。

カラー複合機「EW-M660FT」が予想価格5万円台、モノクロ複合機「PX-M160T」が予想価格2万円台後半、モノクロプリンター「PX-S160T」が1万円台後半となっています。

特徴は従来のプリンターに比べて、かなり大きなインクタンクを備えており、カラー6500ページ/モノクロ6000ページを印刷できることです。さらに月300枚印刷した場合に、2年間印刷可能なインクを同梱しています。

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ふつうの家庭でそれほど印刷することはないかもしれませんが、個人経営の小さなオフィスなどでは重宝しそうです。

これまでのインクジェットプリンターは、本体は赤字で交換インクで儲けるというビジネスモデルでした。高性能なプリンターや複合機が1万円台買えたりするのはそのためです。しかし今回のエプソン新プリンターは、徹底的にランニングコストを抑える設計で、プリンター本体で儲ける方向性に転換しています。

互換インクの高性能化でインクでは儲けられなくなってきた

年賀状プリントのためにプリンターを買ったものの、毎年年賀状を印刷する前にインク交換が必要です。しかも純正インクは全色買うと軽く5,000円以上します。プリンターは続けて使えばインクを有効に使うことが出来ますが、たまに使う程度ですとヘッドクリーニング等でインクを消費します。たいして印刷していないのにインクが減るのはそのためです。年賀状を印刷することがメインなら、年賀状印刷業者に頼んだほうがキレイに安く作れるはずです。

たまにしか印刷しないのに高いインクを購入するのはバカらしい、ということで最近人気なのが互換インクです。プリンターメーカー以外が販売するインクで、正規品に比べて半額以下で買えます。ひと昔前は互換インクを使うと本体寿命が縮む粗悪品が多かったのですが、最近は正規品と変わらない品質になってきています。互換品を買われるとプリンター本体の赤字分が補えません。これまでプリンターメーカーは、正規品が購入されるよう互換インク対策を行ってきましたが、結局イタチごっこで今も互換品は売られています。

今後はインクで儲けるモデルから、プリンター本体で儲けるモデルに本格的に転換するのでしょうか?

大容量タンクの新モデルはお得かどうか?

今回の新モデル「EW-M660FT」のスペックは解像度4800×1200dpi、カラーは4色でA4サイズです。予想価格は5万円台半ば。

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従来モデルで同等品と思われるのが「PX-M740F」あたりでしょうか?プリンターの解像度は4800×2400dpiでこちらが上です。価格は公式ストアで19,980円です。ざっと3万円以上安いです。この差がインク代と考えられます。

PX-M740Fで使用できるインクは大容量タイプだと「IC4CL75」というインクです。現在最安値で7,000円程度です。このインクを5回程度交換すると「EW-M660FT」と同等の価格になります。

「EW-M660FT」を購入するユーザーは、大量に印刷する用途で使用されるでしょうから、ランニングコストが0.8円と安い新型が圧倒的に安くなりそうです。製品寿命が5万枚となっていますので耐久性も問題なさそうです。

キャノンは追従する?今後どうなるのか

エプロンのライバルキャノンが今後どう動くのでしょうか?キャノンも互換インク対策には苦労しているはずです。おそらくキャノンも同じような製品を出してくるはず。

ビジネス寄りの製品の場合は本体価格上昇分をランニングコストで相殺できますが、今後一般家庭向けプリンターがどうなるのか気になります。たまにしか印刷しないユーザーにランニングコストの安さで訴求できるでしょうか?

しかし、これまでインク代が気になって気軽に印刷出来なかった方も、交換インクが安ければガンガン使おうという気になりそうです。プリンターの使い方が変わりそうですね。

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