スマホ0円廃止、学生さんは今のうちにスマホ買い替えるべき

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2016年5月以降、通信料金からスマホ代が切り離される?

安倍首相が通信料金引き下げ検討を示唆したことで始まった、総務省を中心とした携帯料金見直し検討の結果、スマートフォン本体の価格を通信料金から切り離す方向で調整するようです。

これまでは契約2年縛りで指定のプランを契約することで、通信料金からスマートフォン本体価格分を割引し、実質0円として販売することが行われてきました。見直し後は通信料金にスマートフォン価格を含めることを制限し、これにより純粋な通信料金部分の値下げを促す方針です。かなり大雑把にまとめると、以下の図のように今までは通信料金月8,000円が、スマホ本体価格が月4,000円、通信料金月4,000円となり、これにより通信料金が安くなったように見えることになります。

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学生さんは今のうちにスマホ買い替えを親にお願いしよう

両親が携帯電話の料金関係に詳しい家庭では、今さら慌てても仕方ないのですが、ちょっとこの手の話には疎い家庭の場合は、スマホ本体料金が通信料金に含まれている間に買い替えをお願いしましょう。

今までは「スマートフォンを買い替えても買い替えなくても、通信料金は変わらないから、買い替えた方が得だ」という説得が通用しましたが、2016年5月以降にスマートフォン実質0円販売がなくなると、通信料金は安くなるもののスマートフォンは別途購入することが必要です。スマートフォン本体価格が独立していると、学生さんはなかなか買ってもらいにくくなるはずです。まだまだ使えるスマートフォンがあるのに、何万円もする新しいスマートフォンを買ってもらえるはずがありません。

ということで、とりあえず通信料金と一体になっている今のうちに、買い替えをお願いするのが得策です。

実質0円の不健全性?

携帯電話料金の不健全性については総務省主導ではなく、キャリア主導で是正してほしかったのですが、現行の制度でかなり利益が出ている現状では、なかなか是正は難しいでしょう。

なぜ実質0円が不健全なのかというと、まず大きな問題として、2年ごとにスマートフォン本体を買い替える人と、買い替えない人が共に同じ料金ですので、不公平な状態となっています。さらに他社からの乗り換えの加入者獲得のため、一括0円というスマートフォン本体価格が、完全に0円となる場合があります。そのスマートフォン本体料金は、実質他のユーザが支払っている通信料金で補っていることになります。

現行では通信料金になにもかもが含まれているため、適正な価格が分かりにくくなっています。

料金体系見直し後はiPhoneが苦境に

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世界では2割に満たないシェアのiPhoneが、日本ではシェア5割の理由は、この通信料金体系によるものだと思います。iPhoneは人気ですので割引率が高めに設定されています。iPhoneと同価格帯のハイエンドAndroid端末を買うとなると、実質0円ではなく多少負担しなければいけませんが、iPhoneなら実質0円となる場合が多く、それならiPhoneにしようという方も多いはずです。その結果さらにiPhoneのシェアが高まっているのでしょう。

今後はiPhoneを別途購入する必要があるので、購入時にはAndroidスマホと価格や性能で比較して選ぶことになります。これまでiPhone優遇で売れ行きが伸びなかった、国内メーカー巻き返しのチャンスかもしれません。

しかし、スマートフォン本体価格が意識される状況になることで、スマートフォン買い替え時期が2年から3、4年と伸びることは確実で、スマートフォンメーカーは対策が必要でしょう。

携帯電話料金引き下げの方針について、見直し後もキャリアがスマートフォン端末を販売することは禁じていないでしょうから、これまで通りキャリアショップでスマートフォンを購入することは変わらないはずです。2016年5月以降どのようなプランや、割引策を講じるのか興味があります。おそらく総務省が狙っている通りのシナリオにはならないでしょう。キャリアは実質0円を廃止しつつ別の迂回策を考えるはずです。

ユーザーとしてはMVNOの格安SIMを利用するなど、自分の利用シーンに応じた正しい選択が出来るよう、現在自分が支払っている通信料金について見直してみることをおススメします。

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