新Apple TVがいまいちだったのでPS4独走態勢か

新Apple TVがいまいちだったのでPS4独走態勢か

この記事を共有する

新Apple TVにちょっと期待していただけにガッカリ

2015年9月9日(米国時間)にiPhone 6sとともに発表された新型Apple TV。事前にある程度リークされていましたが、ほぼその通りの製品でした。

発売は10月予定で価格は32GB版が149ドル、64GB版が199ドルです。現行Apple TVが69ドルなので大幅に値上げになります。

この値上げの要因は大幅なスペックアップと、ゲーム対応を見込んだリモコンの高機能化のためです。新型Apple TVのライバルはテレビ用セットトップボックスではなく、PS4などゲーム機なのでは?と先日以下の記事を書きました。

【関連記事】新型Apple TV(2015年モデル)のライバルはPS4?

しかし実際発表されたものを見ると、期待していたほどではないなあという印象です。

新型Apple TVスペック確認

Apple TVはテレビに接続して、ビデオサービスを楽しんだり、インターネットでWEBサイトを見たり出来るセットトップボックスです。さらにApple TVはAirPlay機能により、手元のiPhoneやiPadの映像をテレビに映すことも可能です。

新型Apple TVのスペックと、比較対象としてGoogleの「Nexus Player」のスペックを併記します。

 Apple TVNexus Player
税抜き価格
(最安モデル)
32GB:149ドル
64GB:199ドル
(18,000円~24,000円ぐらい?)
12,800円
サイズ幅98mm×奥行98mm×高さ35mm円形120mm×高さ20mm
重量約425g235g
メインチップセットA8チップintel Atom 1.8Ghz
PowerVR
本体ストレージ32GB/64GB8GB
本体メモリ2GB1GB
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/acIEEE802.11a/b/g/n/ac
(MIMO対応)
有線LAN10/100Base-T有線LAN無し
BluetoothBluetooth4.0Bluetooth4.1
出力端子USB-C
HDMI1.4
micro-USB
HDMI

まず価格についてはNexus Playerと比較して高めです。最近日本でも盛り上がってきたSVODサービス(HuluやNetflix)を利用する目的なら、Apple TVの価格は高すぎる感じがします。iPhoneやiPadの画面をテレビに出力するというニーズも日本ではあまり高くなさそうです。

ゲーム機としてみた場合も、搭載されるチップはiPhone 6で利用されていたA8チップで、1世代前のものです。正直ちょっと能力的に不足な感じがします。できれば新型Apple TVには、最新のA9チップかiPad Air2に搭載しているA8Xチップあたりを搭載して欲しかった。

本体メモリは2GBと充分です。おそらくiOS 9上でマルチタスク、マルチウィンドウをフルに利用するには2GB必要なのでしょう。

image3001

端子類を見てみるとApple TVには有線LANが付いているのは嬉しい点です。一方Nexus Playerは有線LAN非搭載。USB-Cを搭載していますが利用用途は不明。電源は内臓ですので、外部にACアダブタなどは不要でスッキリ配線できそうです。

新型Apple TVはリモコンが特徴だが、Touch ID搭載せず

image3000

新型Apple TV最大の特徴はリモコンです。リモコン上部のタッチ操作パネルでiPhoneを操作するように操作できます。音声操作が可能な「siri」も搭載しているので、見たい作品タイトルや調べたい事をリモコンに向かってしゃべるだけで操作が可能です。

新型で非常に残念な点がTouch ID非搭載です。ウワサでは指紋認証Touch IDがリモコンに搭載されるのでは?と言われていましたが非搭載でした。新型ではApple TVでアプリ購入が可能ですが、パスワードをいちいち入力するかiPhoneなどで認証する必要がありそうです。また家族で使う事を想定すると、リモコンにTouch IDが付いていれば、子供が誤ってAppStoreで購入してしまうトラブルも回避できます。また利用者ごとに指紋認証によるログイン制御などがあれば便利そうだと考えていただけにショック。リモコンにTouch IDを搭載するとコストがかかりすぎるのかもしれません。

あとリモコンの特徴としてはジャイロ機能の搭載です。最近のゲーム機のコントローラーにも搭載している、傾きなどを検知するセンサーです。リモコンを動かすことでゲームをプレイすることが出来ます。リモコンを振って遊ぶという点で任天堂のWiiがありますが、Wiiは発売当時リモコンが物や人に当たって危険だと、シリコンカバーが標準で添付されるようになりましたが、Apple TVリモコンは大丈夫でしょうか?

新型Apple TVはちょっと中途半端な製品に感じる

image3003

テレビ上でスマートフォン用アプリを動作させる製品として、Android TVを搭載した製品や、AmazonのFire TV(日本未発売)など1万円前後で買えます。さらにスティック型の製品だと5千円前後で買えるため、新型Apple TVの2万円前後という価格は非常に高価です。

2万円前後でもゲーム機PS4との比較ならばかなり安いので、ゲーム機としての機能がもう少し充実しているのかと思いきや、実際はそういう感じでもなく、どっちつかずな中途半端な製品だなあという印象です。新Apple TVでゲームを快適にプレイするには別途コントローラーも必要ですから、さらに5千円程度の出費が伴います。

iPhoneやiPadからの映像をAirPlayでテレビに映すことができ、アップルIDやiCloudですべての製品が紐付くのは便利ですが、単体の製品としては新型Apple TVよりも他の競合製品の方が魅力的だと感じます。今後Appleが新たなサービスを開始し、その母艦となるような展開になれば、新型Apple TVも面白くなると思うので、どう展開するか期待したいですね。

最近好調なPS4最大のライバルになるかと思いましたが、しばらくは安泰そうなのでPS4の独走態勢に入りそうな予感がします。日本でももう少し盛り上がってくれれば良いんですけど。。。

【関連記事】新型Apple TV(2015年モデル)のライバルはPS4?

スポンサーリンク

この記事を共有する

フォローいただけると嬉しいです

あなたにおススメの記事