定額サービスが主流になるとコンテンツの尺の考え方が変わるかも

定額サービスが主流になるとコンテンツの尺の考え方が変わるかも

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音楽聴き放題、ビデオ見放題が主流になる時代

2015年9月2日 アメリカのSVODサービス最大手「Netflix」が日本に上陸。サービスを開始しました。SVODとはサブスクリプション(定額制)のビデオオンデマンド(インターネット上のビデオラインナップから選んで再生する)サービスです。

日本で先行するHulu(フールー)やdTV、9月中サービス開始予定のAmazonプライムビデオ、サービス強化中のTSUTAYA TVなどとの競争が激しくなりそうです。

さらに2015年10月には民放5社共同による「TVer」がスタートします。こちらはテレビ番組の見逃し配信ですので、少しサービス的には違いますが、テレビの時間を取り合うという意味では競合します。

ビデオサービスが今は話題ですが、少し前には音楽聴き放題サービスがたくさん開始されました。AppleMusicを筆頭にLineMusic、AWAとこちらも競争が激しいです。

これだけ放題サービスが主流になると、1日24時間では全然足りませんね。これから淘汰が始まり最終的には世界中で各分野数社だけ残るという事になりそうです。

放題サービスが主流になるとコンテンツ制作も変わる?

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音楽聴き放題サービスの場合、音楽を提供するアーティストに対しては1再生○円というような報酬の支払いになっているようです。SVODサービスはコンテンツを扱う権利を買切る場合や、音楽同様に再生された回数による支払い。他にはコンテンツ提供者と個別にタイアップ契約しているケースもありそうです。

現在の配信コンテンツの再生時間を見てみると、ビデオは30分前後、60分前後、120分前後あたりが圧倒的に多いです。音楽は5分程度が多いです。CDなどのパッケージやテレビ番組の尺など従来の提供方法に併せて、コンテンツが作られているので大体時間も似たり寄ったりです。

しかし、放題サービスの場合、報酬が再生回数による場合が多いので、1曲が5分よりも3分や2分の方が有利そうです。ビデオに関しても1話30分より10分の方が有利に働くかもしれません。そもそもパッケージ販売をする予定が無い場合は、時間の制約は受けない自由な長さで作成できそうです。

短いコンテンツは作るのが難しい?

放題サービスが主流になると再生時間の短いコンテンツが増えるのでは?と予想しましたが、短いコンテンツとはシンプルな作品ということになり実は作るのが難しそうです。

今話題の東京オリンピックのエンブレム問題など、シンプルになればなるほど世の中のものと似たものに遭遇する確率が高くなります。これだけ世界中にコンテンツが溢れると何にも似ていないオリジナルな作品なんてもう存在しないんじゃないか?と思えます。

音楽にしても1曲の中でフレーズがガラッと変化する曲が増えていますが、他の曲に似せない為の努力ともとれます。個々のフレーズだけ聴くと「昔どこかで聞いたような曲だな」と思っても、曲全体をトータルで聴くとコピーではないオリジナルだとなります。

短くシンプルでかつオリジナリティの高いコンテンツを作ることは、大変かもしれませんね。

隙間時間を狙う新たなコンテンツが登場することに期待

現在では一つのコンテンツに長々と時間をかけるということがありません。「映画を見ると2時間取られるから止めてソーシャルゲームでもするか。」という人も多いでしょう。隙間時間を狙ったようなビデオや音楽。今の時代にあったオリジナリティの高い作品が出てくると、テレビとの差別化がはかれるかもしれませんね。

【関連記事】動画見放題「Netflix」は月額650円から!HuluやdTVと比較

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