スマホで家のカギを開ける「スマートロック」を使用前に確認しておくこと

スマホで家のカギを開ける「スマートロック」を使用前に確認しておくこと

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スマホで家のカギを開けるのが常識になる?でも大丈夫?

スマホで家の鍵を開ける「スマートロック」が本格化

まだ先の話しだと思っていましたが、日本でも「スマートロック」が本格化しそうです。スマートロックとは家の鍵に装着することで、スマートフォンで鍵の解錠や施錠が行えるシステムです。ドアの内側に付けるので、トラブルで動作しなくなっても鍵を使って開けることが出来ます。スマートロックを導入しても、非常時のために物理的な鍵は持ち歩く必要があります。

スマートロックは家の鍵を任せるだけに、信頼性の高いシステムを利用したいところ。そんな中、クラウドファンディングでも話題になったスマートロックの本命「Qrio Smart Lock」が間もなく登場します。

Qrio Smart Lockってどんな製品?

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Qrio株式会社が販売するスマートロックシステム「Qrio Smart Lock」。クラウドファンディングで資金調達を行っていたので、以前から注目を集めていたスマートロックシステムです。

Qrio株式会社は、このスマートロックシステムを販売するために発足した新しい会社なので、家の鍵を任せて大丈夫かな?と心配になりますが、WiL Fund I, L.Pという米の投資ファンドとソニー、その他大手企業が出資している合弁会社ですので、会社の信頼度は問題なしでしょう。

クラウドファンディングに出資した方へは2015年8月から製品が順次出荷されます。一般販売は2015年9月7日からで、現在Amazonで予約受付中で、2015年7月28日現在19,440円となっています。

様々なタイプのドアに取り付け可能な点と、電池を二つ使用し一つが切れるともう一つの電池で駆動する仕組みのため、完全な電池切れによるトラブルが防げます。シンプルで小型なデザインが良いですね。

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普通の鍵と違い付加機能も魅力的です。オートロックや解錠/施錠履歴表示など様々な機能を備えています。

スマートロックの安全性は大丈夫?

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スマートフォンで鍵を開けると聴くと悪意あるハッカーによって、家の鍵が開けられてしまうのではないか?等考えてしまいますが、現在のスマートロックの主流はインターネットを介さす、鍵とスマートフォンはBluetoothで直接通信して解錠/施錠を行う仕組みです。Bluetoothは現在の通信システムでは比較的安全ですし、通信距離も限られているので安全といえるかもしれません。

とはいえ、これは個人的な感想ですが、物理鍵にさらにスマートロックという家の鍵を開ける手段が増えるのですから、安全性は下がると言わざるを得ません。スマートロックの便利さと天秤にかけて利用するかを考慮しましょう。

当然だが鍵が2つ付いているドアにはスマートロックも2つ必要

最近の家は泥棒が侵入するリスクを少しでも減らすため、ドアに鍵が2つ付いている場合が多いです。その場合スマートロックも2つ必要ですので注意しましょう。2つのスマートロックは一度の操作で同時解錠が可能です。

万が一スマートロックのセキュリティが破られた場合は、カギが2つ付いている意味がないという状況に陥ってしまうのが悲しいところ。だからといってカギを一つに減らすと昔ながらのピッキング等による侵入への防御が疎かになってしまいますから悩ましいですね。

仮に家に侵入されたとしてもスマートロック販売会社を訴える等は無意味

スマートロックを設置する家が増え、設置後に泥棒が侵入した場合、「スマートロックの誤動作で侵入された」と訴訟をおこすようなことが発生しそうです。最近はなんでも訴える傾向にありますから。

しかし、泥棒が入ったからとドアメーカーが訴えられた事例も聞きませんし、新たに登場したスマートロックに関しても、もし訴えたとしても勝ち目は無いと思われます。あくまでスマートロック設置は自己責任でということになります。おそらくスマートロックを販売するにあたり、訴訟リスクは確認済みでしょう。

ということでスマートロックの設置はよく考えてから行いましょう。

当然だがスマートフォンのセキュリティ対策を万全に

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スマートフォンが家の鍵の代わりになるので、スマートフォンが盗難されてログインも簡単に出来てしまうと、自宅の住所が知られ、そのまま家に侵入される恐れがあります。

カギに比べてスマホは自宅がバレるというリスクがあります。スマートフォンの担う役割がこれまで以上に高まることで、当然盗難のリスクも高まりますから、盗まれても簡単に中の情報にアクセスできないようなセキュリティ対策が必要です。

iPhoneなら指紋認証を有効に、生体認証が無い場合は番号によるロックは確実に実施しましょう。また遠隔で情報を初期化出来るような設定もあれば安心です。

スマートロックには期待するが2万円の価値を見いだせるか

今後Qrio以外にもスマートロック製品が多数登場します。すでにサービスを開始しているスマートロックや、海外にもスマートロックを販売する会社が多数登場しています。今日本で発売されているスマートロックは2万円程度が相場ですが、それだけの投資をして得られる便利さに価値を見いだせるかがポイントですね。ドアに鍵が2つある場合は4万円かかります。

スマートロックは自分で設置が可能ですし、一度購入すれば月額料金なども不要でお手軽に利用出来ますが、上で書いたようなリスクや様々な準備が必要であることも念頭に、スマートロック導入を検討してください。

それにしてもスマートフォンはサイフよりも大事なアイテムになりつつありますね。

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