Bluetoothテザリング子機として使える機種を探す方法と注意点

Bluetoothテザリング子機として使える機種を探す方法と注意点

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常時接続可能なBluetoothテザリングに注目

IoT時代でネット接続機器が増えるとBluetoothテザリングの注目度が高まるはず

様々なモノがインターネットに繋がる時代。Internet of Thingsの頭文字をとってIoTという言葉をよく見かけるようになりました。

これからインターネット対応機器が増えてきますが、それぞれの機器がネットに直接つながるのではなく、母艦となるスマートフォンなどを経由してネット接続を行うテザリングが主流となるはずです。中でも消費電力的に有利なBluetoothテザリングの注目度が高まるでしょう。

またBluetoothテザリングが便利なところは、ずっと親機と接続したままでも良いことです。多少バッテリーを消費しますが、WiFiテザリングほどではありません。

Bluetoothテザリングで厄介な点は対応プロファイル

Bluetoothテザリングを実際行おうとして問題となるのがプロファイルです。Bluetoothには様々なプロファイルが存在し、利用する機器が対応するプロファイルを把握しておく必要があります。モバイル機器で関係がありそうなBluetoothプロファイルを以下にまとめました。

プロファイル機能
PAN-NAPBluetoothテザリング親機として利用出来る。
PANUPAN-NAP親機のテザリング子機として利用出来る。
A2DPハイクオリティオーディオのためのプロファイル。ステレオ音声を端末からヘッドセットやスピーカーに送信出来る。
apt-Xapt-X対応のヘッドホンやワイヤレススピーカーへ高音質でかつ低遅延の伝送が可能。
LDACハイレゾ対応の新コーデック96kHz/24bit伝送対応
DUN携帯電話などをモデムとしてインターネットにダイヤルアップ接続が出来る。
FTPBluetooth機器同士でファイルの送受信が可能。
HFPBluetooth搭載のヘッドセットや車載のハンズフリー装置で電話の発着信を行うことが出来る。
HIDキーボードやマウスなどと無線接続。
OPPBluetooth機器同士で、電話帳データやカレンダーのスケジュールなどの送受信が可能。
PBAP携帯電話などに入っている電話帳のデータを、別の携帯電話に転送出来る。
SCMS-Tコンテンツ保護により音楽データの2次コピーを禁止する。
SPPBluetooth機器を仮想シリアルポート化。一対一の安定した無線通信が可能。

Bluetoothテザリングで重要なプロファイルは上の2つ、PAN-NAPとPANUです。これに対応しているかどうかを調べるのが非常に面倒です。スマートフォンの新機種発表などで公開されるスペック表には、「Bluetooth4.0対応」などザックリとしたスペックしか書かれていません。対応プロファイルまで確認するには説明書等で確認が必要です。

またDUNプロファイルでテザリングする方法もありますが、最近はPANでのテザリングが主流だと思います。

KDDI(au)に関してはBluetooth対応プロファイル一覧が公開されており、非常に見やすくまとめられています。

仕様 (スペック) | Bluetooth(R) | au

他社サイトでは同様の対応表を見つけることが出来ませんでした。KDDIのような対応表があれば便利なので今後対応してほしいですね。

アップル製注意点

アップル製機器のiPhoneやiPadでBluetoothテザリングするには注意が必要

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最近はクラウドサービスの充実により、タブレットがiPadでスマホはAndroidといった組み合わせでも困ることはなく、便利な時代が来たなあと思っていたのですが、Bluetoothテザリングに関してはちょっと困ったことになります。

iOS:iOS デバイス対応の Bluetooth プロファイル – Apple サポート

上の公式ページにて各機器のBluetooth対応プロファイルの確認が可能ですが、PAN-NAPとPANUどちらに対応しているかまで記載されていません。iOSのバージョンアップで対応状況が変わるかもしれませんが、iOS8.3時点ではiPhoneはBluetooth親機として使えるものの、子機としては使えないようです。

アップル製品同士アップルが提案する使い方で快適に動作すればOKという考え方かもしれませんが、今後の機器多様化に対応する為にも、公式サイトにもうすこし詳細な情報を記載してほしいですね。

Bluetooth子機に出来るPHSは少し特殊

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Bluetoothテザリングの子機を探すときに、候補にしたいのがPHS端末です。しかしPHS端末のスマホ連携機能は、上で説明したPANプロファイルではなく、HSP/HFPプロファイルで通信します。WX12KはPANプロファイルに対応していますが、それ以外の機種はPAN非対応。PHSのスマホ連携機能は公式サイト上の対応機器以外との接続がちょっと不安です。

使用できる組み合わせであれば、PHS端末はBluetoothテザリング子機として優秀です。

Bluetoothテザリングを快適に使いたいなら、Androidスマホやタブレットを親機とするのが吉

「アップル製品一筋」という方でなければ、今後様々な機器とBluetoothテザリングを快適に行うには、親機にはAndroidスマホやタブレットを選ぶことをおススメします。最近のAndroid製品はPAN-NAPとPANU両方に対応しているので、親機でも子機でも自分のスタイルに合った使い方が出来ます。

新しいスマホをお探しの方、Bluetoothプロファイルにも注意して機種選びしましょう。

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