自動運転の実用化には、まず自動運転専用車を開発するべき

自動運転の実用化には、まず自動運転専用車を開発するべき

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従来の自動車を自動で運転させるのは無駄が多い

自動運転技術競争がさらに激化

先日DeNAとZMPが自動運転技術を活用した、旅客運送事業に向けた合弁会社を設立すると発表しました。要は自動運転タクシーの実現に向けた新会社です。ZMPは自動運転自動車開発プラットフォームやその他ロボットを扱う会社です。

自動運転技術は今後のコア事業になると考える企業が多く、海外ではGoogleの自動運転カーが有名です。他にもアウディ、ボルボ、BMWなどの有名メーカーや、米で人気の配車サービスUberは自動運転開発でカーネギーメロン大学と提携するなど参入メーカーが相次いでいます。

とはいえGoogleの自動運転カーは、6年間の実験走行で11件の事故に遭った事が分かり安全性を問われています。詳細なデータは分かりませんが、Googleはすべて「もらい事故」だと発表しました。このように自動運転カーで事故が起こった場合、最悪相手が死亡した場合に誰が責任を負うのか?といった問題はなかなか厄介そうです。

従来の自動車を改良して自動で走らせるより、自動運転専用車を開発するべきでは?

現在の自動運転実験は従来の自動車にカメラを取り付け、自動で運転するプログラムを組み込んだものです。しかし自動運転の場合は従来の自動車にこだわる必要はなく、自動運転に特化した車両を開発するべきです。(私が知らないだけですでにあるかも)

現在の車はハンドルを切ると前輪だけが動いて車が曲がります。人間が操作する場合、あまり複雑な操作を要求すると運転が困難になりますので、ハンドルを切ると前輪が動くという仕組みで充分です。この仕組みだと自動車を運転する方ならご存知の通り、曲がる際に内輪差が発生します。かなりヘタな絵ですが、以下の図のように前輪よりも後輪が内側を通るため、曲がる際には内輪差を意識して運転します。人間でも意識して運転しないと、狭い路地では側面を接触することもあります。当然自動運転カーでもこういった自動車の特徴を考慮して走らせる必要があります。内輪差にひっからないよう余裕を持って、少し大回り気味に曲がらせたりする必要があるでしょう。

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そもそも人間が運転する用に作られた車を自動で運転させる必要があるのでしょうか?

以下の図のように後輪も動かせば、内輪差を意識せずに車を動かせそうです。角を曲がる際には後輪を前輪の逆方向に少し曲げると、内輪差を打ち消すことも出来るでしょう。駐車時にも自動車をその場で回転させるように動かすことも可能です。

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従来の自動車を一生懸命自動で動かすことよりも、まず自動運転させやすい車両を開発してから走らせる方が効率的ではないでしょうか?従来の自動車では何度も切り返さないと出られない狭い場所でも、簡単に出られるような車両を作れば、自動運転の精度を高める近道になるのではないでしょうか。

精度の高い自動運転車は、人間が運転するよりもはるかに安全でしょう。自動車同士やスマートフォンを持った歩行者との間で情報をやり取りすれば、自動車のカメラで察知する以前に事故を回避する行動が可能です。今後の自動運転技術向上に期待したいですね。

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